
笹公人さんの念力家族を読んだ。短歌集なんだけど、題材が念力とかで面白い。
例えばこんなの。
憧れの山田先輩念写して 微笑む春の妹無垢なり
念力なんて得体の知れないものだけど、それが短歌の字数の少なさもあって、より想像できる範囲が広がるような気がした。
「千代子はポラロイドカメラを胸の前に構え、目をつぶった。そして呪文を唱えながらシャッターを・・(略)」と書かれるよりも、雰囲気を感じられるよね。
買った時はネタチックな気持ちも半分くらいあったんだけど、なかなかどうして。素敵なアートでした。

写真はヘンリー・ムーア「母と子」です。
原美術館(品川)で観たいのがあったんだけど、時間が遅くなっちゃったので断念。