On Green Dolphin Street

2006年12月25日

上原ひろみトリオ@東京国際フォーラム

本日は上原ひろみさんのコンサートへ。
9月の東京JAZZ 2006、こないだのJAMMIN'、に続いて3回目。実は今年一番ライブで観た人かも。でも東京JAZZはチックコリアさんとのコラボ、JAMMIN'は矢野顕子さんとのコラボだったので、トリオの演奏を聴くのは初めてだった。
このコンサートのチケットはとても倍率が高くて、応募しまくったのに全然買えなくて、仕方なくヤフーオークションで定価の1.5倍も出して2階席の一番後ろに滑り込んだ。それだけに、かなり楽しみにしているコンサートだった。あとほら、僕にとっても今年最後のコンサート鑑賞だし。

前も書いたけど、ピアニストとしての上原さんの演奏は衝撃だった。感情に訴えかけるものがあるし、観てて涙が出てきたこともある。
でもトリオのアルバムを聴いてると、いろいろ新しいことをしてるのは理解できるけど、なんかしっくりこない、と感じることもあった。趣味の問題だと思うんだけど。
今日のコンサートも中盤まではそんな感じで、上原さんすごい!と思うことはあっても、この演奏良い!と思う度合いは少なかった。トリオとしてのまとまりはハイレベルなんだけどね。

ひょっとしたら会場の雰囲気もそんな感じになってて、上原さんたちはそれを察したのかもしれない。
休憩が終わって後半になってから、曲が終わってからの拍手をする間も与えず、3曲続けて演奏して観客を圧倒。MC後(しゃべりはもうちょっと練習してもいいと思った。笑)、ピアノソロ「GREEN TEA FARM」をしっとりと演奏して、トリオで最後の曲を演奏して、終演になった。この時点で、なんだかんだ言ってかなり満足していた。

アンコールは上原さんからの「クリスマスプレゼント」として、なんとタップダンサーの熊谷和徳さんが登場!ピアノとタップのセッションで一曲。初めて見る熊谷さんのタップはリズムが正確で、なのに流れるように踊っていて、観ていて何であんな音が鳴るのかよくわからなかった。でも踊りと、シューズで床を打つ動きと、体内のリズム感。この3つが同時に成立してるってことだから、すごく複雑なことをやっているんだろうな、と思った。
さらにベースとドラムも加わって「トリオ+1」で一曲。特にドラム vs タップのリズム対決が熱かった。
さすがに熊谷さんも疲れていたような気がする・・。

ここで終わりかと思ったら、1Fの人ががんばってアンコールをしてくれたおかげで、再アンコールが実現。もう帰っちゃってた人もいたけど。
登場して「日本最高!」と叫んだ上原さんは、名残を惜しむみんなに最後の演奏を聴かせてくれて、二人のメンバーと一緒に、やはり名残惜しそうに舞台を去った。
演奏時間はたっぷり3時間。

帰り道、身体の中に音が溢れているというか、まるで自分がiPodにでもなったような感じがした。
やっぱり上原ひろみさんは、その演奏以上に、素晴らしいアーティストなのでした。
ありがとう!

22:43 | TB | music

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