
第三帝国の恐怖と悲惨
KAZEで新しい公演が始まったので、会社の友だちを連れて観劇。
ナチスの支配化に入りつつあるドイツを、7つのシーンで描いた作品。
役者さんは5人しかいないけど、シーンごとに設定がかわるので、たくさんの人が描かれていることになる。
こないだヒットラーの映画を観たけど、あれとは違って市民の苦しみにスポットを当てているので、よりリアリティを感じた。上着が1枚しかない人がたくさんいる社会というのも、そう遠くない昔にあったんだよなーとか。
ユダヤ人の奥さんが夫を気遣って出て行こうとするシーンと、弟が戦死しても喪服も着れない、という話のシーンが印象に残ってるかな。
ナチスというのは密告させることでお互いを疑わせて、言論を封じているようなところがある。
そんな時勢だから、お互い心を探り合ったり、イライラしたり、心が折れてしまっている人も描かれていたけど、最後の場面で地下組織のメンバーが『「反対」というビラを作ろう!』というので終わってくれたので、ちょっと救われた感じ。
一緒にいった友だちも「普段使ってない部分の脳をかきむしられた感じ」と言ってたので、連れてった甲斐があった。よかった。
コメントする