
ALESSIだ、なんだー、と気づけばキッチン用品を買うことが多い。
ということで(?)吉本ばななさんの「キッチン」を読んでみた。
私がこの世で一番好きな場所は台所だと思う。
どこのでも、どんなでも、それが台所であれば食事を作る場所であれば私はつらくない。できれば機能的でよく使い込んであるといいと思う。乾いた清潔なふきんが何枚もあって白いタイルがぴかぴか輝く。
という書き出し。ストーリーの中でも、「食」が重要なキーワードとなっている。
体調に関することを言う時に、「食欲があれば大丈夫」なんてことを言ったりする。それに、「食」は体だけじゃなくて心のコンディションにも深く関わってる。
普段思ってる以上に、食べることと生きることは同じ意味で、結局生活につながっていくんだろう。そこを、吉本さんはとてもドラマティックに描いていると思った。
矢野顕子さんの歌にも「食べたものが 私になる やさしい人になりたい(You Are What You Eat)」という歌がある。やさしいものを食べた人は、やさしい人になるんだ、と思う。
とつれづれに色んなことを考えさせてくれる本だった。
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