
雨の中、MOTヘ。
1965年にブラジルで生まれ、二十台半ばから三十代半ばを日本で過ごし、現在はNYに在住するアーティスト、オスカール大岩さんの個展だった。
作品はペインティングが中心。量はちょっと少なかった。
序盤、「鯨」やベニヤ板にペインティングした「ハチ公のレントゲン」等を観て、すごい妄想家だ、と思った。「もしかして、こうなってたりして」という遊び心たっぷりのアイディアを、ネジ一本一本まで細かくビジュアル化している。
そしてその妄想は一連の動物が現れる作品で花開く。「エイジアンドラゴン」「野良犬」といった作品は、街にいるはずのない動物、あるのはずのない花畑が描かれる。
でもその風景を、不思議と違和感なく感じて、受け入れてしまった。こんなこともあるかもしれないな、と。そこが大岩オスカールさんの才能ではないかと思う。
あと、たぶん長谷川さんによるキュレーションと思われる。絵を並べる順番とかにも、すっかりやられてしまった。
ただ、2階がフィルムだけってのはちょっとあっけなかったかな・・。
え?もう終わり?っていう人もいたと思う。
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