2008年8月アーカイブ

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土曜。クラムボンの野音へ。
良かった。
予習してたからけっこう曲もわかったし。
シャボン玉も吹きまくったし。

初クラムボンは・・そうだな、郁子ちゃんはハナレグミのフリーライブでも観ていたから、相変わらず天然でかわいいな、という感じ。でもやっぱり今まで観たり聴いたりした中で一番いきいきしていた。
ミトくんはベースの振り下ろしがすごかった。お礼を一生懸命言っていて、いい人ぽかった。
大助くんは、寡黙。
なんかでも、こういうバンドなんだーって思ったな。3人の息が合ってるというかね。当たり前か。
アンコールではキャンドルJUNEのキャンドルが灯って、きれいだった。

しかし雨すごかったな・・。
一人で行ってたら気持ちが折れていたかもしれん、あれ。

じゃがいも料理

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希望塾ですてきな講義をしてくれた有山さんデザインの料理本「じゃがいも料理」を買って、いろいろ作っている。

じゃがいもって今までカレー以外で買ったことないし、実家で親が料理してくれてた時も特に好きな食材として意識したことがなかった。(むしろサツマイモの方が好きだったような)
が、ここに来て開眼したらしく、じゃがいもを常備して、毎週のようにいろいろ作るのが楽しい。
そんで、こういうレシピ本を買っても、なかなか活用したことがない僕としては、こんなに作る気になるのはやっぱり有山さんのデザインの力かなーと思ってしまう。

写真は上から、じゃがいもとソーセージの炒め物、じゃがいもとネギのポタージュ、じゃがいもとオイルサーディンのガレット、じゃがいもとにんにくの炒め物、じゃがいもとレバーの煮込み、じゃがいものあさり乗せ蒸し。

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知人に誘っていただいて、「江戸川乱歩とにしすがも少年探偵団」という舞台を観に行った。
会場の「にしすがも創造舎」は、廃校になった中学校を使って演劇やアートの発信をしている場所で、NPOが運営しているそうな。

舞台は体育館を改造して作ったもので、ヨーロッパとかだと体育館を改造して演劇をやるのはポピュラーなのだそう。
大きな階段をしつらえた舞台で、二十面相や明智探偵、小林君などが駆け回る。
もともと江戸川乱歩の少年探偵団とかは好きなので、楽しく観た。
久しぶりに原作読みたいな。

夏休みの子ども向け企画なので、会場は親子連れがたくさん。
風もそうだけど、とても有意義なことをしている団体だなーと思った。
がんばってください。

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ブレヒトと戦後演劇

「三文オペラ」「肝っ玉おっ母とその子供たち」など数々の演劇作品を書いた「ベルトルト・ブレヒト」。そのブレヒトを中心に戦後の演劇界で活躍してきた演出家/翻訳家の岩淵達治さんの半生記。
いつも通っているとも縁があるらしい。

戦後の演劇界のいろいろな関係図みたいなのは面白かった。どんな業界でも、戦後のそういうゴタゴタというか、ゼロからの出発みたいになって、その中に傑出した人が現れて、というのは同じ面白さがある気がする。
一方で作品自体の話はほとんど知らないので、あまり楽しめなかった。これはまあ、仕方ない。
さらに後半はブレヒトに関する論文がついており、これも読むだけの技量がないと判断して終了。
しかし口述形式の文章がちょっと読みづらく、読むのに相当時間がかかった・・。

でも、前にも書いたけど風の「肝っ玉」を観る前に読んでいて、別の視点を学習することができたので、よかったかな。

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CDは株券ではない

ブックオフで見つけたので購入、速攻で読了。やはりこういう本は早いね。

最近個人的に、そして世間的にも注目されている菊地成孔さんの、bounce.comでの連載を書籍化したもの。2003〜2005年頃のもので、毎月3枚のCDの売り上げを予想して、一ヶ月後に答え合わせする、という感じの内容。

企画も面白いし、菊地さんの文章も相変わらず好きなんだけど、取り上げられてるCDが全然わからないという・・。だから○万枚!って言われても、全然ピンと来なかったな。それが残念。

これの延長かわかんないけど。9月にCDシャッフルトークというトークショーをやるらしいので、それのチケットも取ってみた。笑
何やるんだろ・・。ジャズのCDとかについて語ってくれるといいんだけど、たぶん違う。

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2008年春夏の新作より。
ステファノ・ジョバンノーニさんによる、新シリーズ「Orientales」のしょうゆさし。

東洋のテイストをテーマにしたシリーズなので、このしょうゆさしとか、あと箸とか、今まであまりなかったアイテムがあるのが楽しい。
シリーズでそろえたら楽しそうなんだけど、持ってるのと思いっきりかぶるから(シュガーボウルだのミルクジャグだのソルト&ペッパーだのエッグカップだの)、あまり使えそうなのがないのが残念。

Lily Birdって名前は鳥の種類かと思ったけど、そんな鳥いないみたい。
グラデーションがきれい。頭のてっぺんの穴を押さえて、しょうゆの出具合を調節できたりもする。
こういうのがキッチンにいると、ちょっと和むかも。

モーションブルーで、大石学さんのトリオのライブを観た。ベースは米木康志さん、ドラムはCecil Monroeさん。

演奏は・・普通に良かったんだけど、逆に突き抜けた感も弱かった。
何より途中からプチ上原ひろみトリオみたいに聴こえてきてしまい、なんか萎えた。笑
なんか美しい系のメロディーの感じとか、ピアノとキーボードの使い方とか、ちょっと共通してると思うんだけどなー。
ベースの米木康志さんは控えめだったけど、安定した感じで良かった。エレキじゃなかったらもっと良かったんだが。。
ドラムのセシルさんは相当音が大きくて、迫力があった。トリオなんだし、ソロとかもうちょっと聴きたかったなー。

まあそんな感じで、良い感じのライブだった。すごい空いてたけど。もったいない。

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ルオー大回顧展

ルオーさんの作品は、世田谷美術館の企画展や、おそらく他の企画展でも観たことがあるものの、きちっと向き合ったのは初めて。
これが力強くて、夢中で観た。こんなに最初から最後まで圧倒されっぱなし、引き込まれっぱなしの展覧会というのも珍しい。

初期の作品では厚く塗った絵の具を後から削り取ることによって出る質感が美しく、後期の作品ではひたすら厚塗りすることによるものすごい盛り上がりと、宇宙すら思わせる色彩が印象的だった。大げさじゃなくて、絵に近づいたとき本当に「宇宙」と思ってしまった。
あとはキリストの復活をテーマにした連作「受難」などにみられるような宗教的なひたむきさ、力強さも印象に残っている。

図録も迷わず買ったのだけど、残念ながらあまり良さが出ていないと思った。もちろん仕方ないにしても、一点一点の作品の写真が小さすぎるように思った。
幸い、この展覧会は巡回展ではなくて、出光美術館のコレクション展なので、また何年かすれば観られるのだろう。ルオーさんの作品は、また機会があれば観るようにしていこうと思う。

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トレース・エレメンツ

夏休みなのにヒマだったので、オペラシティアートギャラリーへ。
オペラシティなんて日常的に行ってるので、全然夏休みっぽくないけど、まあしょうがない。

この展示は一応写真展なのかな?写真をテーマにした展覧会と言った方がいいかな。
フィルムや、ムービーや、動きに反応するインスタレーションもありつつ。

展示の内容はそんなにくっきり覚えてないんだけど、良かったのは田口和奈さん、古屋誠一さん、アレックス・デイヴィスさんかな。

古屋誠一さんの作品は、どこかで観たことあるなーと思ったら、1年半くらい前にヴァンジ彫刻庭園美術館の企画展で観たのだった。
とても悲しい作品で、自殺してしまった奥さんのポートレイトと、彼自身の思いを表すような風景や物の写真を組み合わせて、展示している。
ぱっと見、奥さんの死に対する感傷に満ちた作品のようだけど、実は残酷なほど思いっきり引いて考えないと、自分の人生の中の宝物のような時間を、作品にすることなんてできないと思う。

展覧会全体としては、日豪っていう切り口がいまいち見えなかった。
まあしょうがない。

崖の上のポニョ

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お盆休みで実家に行ったら、妹が暇そうにしてたので一緒に観に行った。
まあ・・そうだな、なんでか中盤以降目が乾く暇がないという感じで、常にウルウルしっぱなしだった気がする・・
描かれてる「人」が、とても優しい人ばかりで。主人公も、ポニョも、おかあさんも、敵も、みんないい人だったな。
主人公の子(名前忘れた)はそんなに活発でもなさそうな、普通の子なんだけど、「ポニョを守ってあげる!」と弱いものを助けることを当然としていることが頼もしかった。きっと、宮崎監督のメッセージの一つではないかと思う。
あとポニョの存在をすんなり受け入れたお母さん、素敵だった。


やはり家族連れが多くて、子どももたくさんいたんだけど、くすくす笑ったり、テーマソングを口ずさんだり、みんな楽しんでる空気が伝わってきて、映画館で観てよかったと思った。

こうやって、子供に見せたいと思って作られてる作品て、今は全然ないんじゃないかな。改めて考えると。
宮崎監督はこれで最後と言わずに、ぜひ次の作品を作ってもらいたい。

東京演劇集団風のブレヒト三連続公演、第二回は「肝っ玉おっ母とその子供たち」を日曜に観た。
2年前の4月に一度観ている劇なんだけど、久しぶりだし、だいぶ前回とは役者さんも違うので、新鮮な感じ。

翻訳をされている岩淵達治さんの「ブレヒトと戦後演劇」という本をちょうど読んでいて、その中で「肝っ玉〜」について触れている箇所があった。
「ブレヒトはそれ(=共感)より多くの否定的な部分を与えており、最終的には彼女の末路を同情するべきではなく、むしろ自業自得と考えて批判的に観察すべきであると言っている」のだそうで、それじゃあ1回目に感じた「戦争を生きる強さ」みたいなことへの感動ってのは見方としては外れていたのかなーと思ってしまった。
まあ作品をどう受け止めるかは観客の自由だろうけど・・。
このへんが奥深さということになるんだろうな。

まあそんな視点で観たので、やはり戦争の渦の中で身を滅ぼしていく人々、みたいに思えてしまった。我ながら単純。笑
ただ、カトリンだけはある種信念のために命を落とすので、そこはやっぱり感動したかな。

ということで。おもしろかった。
次は8月末に「マハゴニー市の興亡」があるそうな。

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Bunkamura ザ・ミュージアム

行ってきた。うっかり見逃してた。危ない危ない。
20世紀前半のロシアを舞台に栄えた、ロシア・アヴァンギャルドと呼ばれる芸術運動に関する展覧会。
普通に良かった・・が、エコールドパリがロシアに飛び火したという感じもした。
強烈にオリジナルではないというか。キュビズムとか、フォービズムとか、そういうのにロシアの血が入って昇華されたという感じ。
なんか土臭いというか。そういう感じがロシアっぽさなのかなーと思った。農婦とかがよくモチーフになってたというのもあるかもしれない。
でもマレーヴィチの一連の作品はやっぱりかっこよかった。なんかツヤツヤしてて。
CA4LAとのコラボキャップもあったけど、さすがにそこまでは・・ねえ。

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こないだALESSIショップのセールで購入した、お湯が沸くと口のところの笛からシとミの和音が鳴るという素敵なケトル。デザインは、リチャード・サパーさん。
彼の作品はそんなに持ってないけど、ハズレなしという感じがする。
中でもこのケトルは優美で遊び心があって好きだなー。持ち手がかわいい。

惜しいのは、笛がきれいに鳴らないこと・・。
お湯が少ないとほとんど鳴らないし、多くしてもミしか鳴らない。笑
今度お店の人に相談してみよーっと。

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矢野顕子さんのDVD作品を2タイトル観た。
ブローチは坂本龍一さん、高橋悠治さんがピアノを弾いて矢野さんが歌うというシンプルな構成。
出前コンサートはCDにもなっている弾き語り音源の映像版。

両方ともアートディレクションが立花ハジメさんで、ジャケットやタイトルの動きからして、普通のライブDVDではない。
映像作品としては面白いんだけど、ライブが普通に観れないという・・
ブローチの方はCDも出てないし、観てよかったって感じかな。
出前の方は、これでどうしろと。笑

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会社で仲のいい子がしばらく入院することになってしまい、このポータブルDVDプレイヤーを貸してあげることにした。
なので、久しぶりに読書再開。「ブレヒトと戦後演劇」という本を読み始めた。

日曜は、以前観た「年老いたクラウン」の俳優、オリビエ・コントさんが出演する劇「乞食 あるいは 死んだ犬」を観た。

なんだろうなー。
ちょっと僕のボキャブラリーを超えていて、何を感じたのか書ける気がしないな。笑
観終わった後から、何かもやもやしたものが残ってるのは確かなんだけど。
なんかショックを受けた、というのが一番近いかな。

もう一回、観とくべきだったか。
まあ最終日に行ったんだからしょうがないが。

--追記

あとでバイクに乗りながら考えたところによると(バイクに乗ってるときが一番いろんなことを思いつく)
やっぱりオリビエさんの存在感というか生命力みたいなものにやられたんだなーと。
なんか突きつけられた感じがしたんだと思う。
別に自分と比べてどうこうっていう話じゃないけど、自分の希薄さみたいなのも自覚してしまった。
すばらしい劇だったけども。何かそんな、重いのが残ったなー。

UENO JAZZ INN '08

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土曜は「UENO JAZZ INN '08」へ。
0607に続いて3年目の参加。今年は東京ジャズも行かないし、上野のこのイベントが夏の定番みたいになりつつある。
なんと言っても安いし(3000円)、屋外で暑いけど夏っぽくてよいし、客層が年配の人ばっかりなのもなんだか楽しい。
あと、短パン×ビーサンで行けるジャズフェスというのも、ポイントが高い。

このイベントで知った音楽家もたくさんいて、06ではケイコ・リーさんと原信夫さんにやられ、07では守屋純子さんを初めて観た。
そして今年は、寺井尚子さんのバイオリン。これがとても良かった。軽くファンになるくらい。
ジャズでバイオリンというのは、やはりかっこいいね。
あとは寺井さん自身の姿勢みたいなこともあるのかな。セッションを楽しんでいる感じ、ステージを作っている感じが伝わってきて、とても楽しく観ることができた。
寺井さん名義のコンサートにも行ってみたいなあ。

金曜にブルーノートでAKIKO YANO & MARC RIBOTのライブを観た。
矢野さんのコンサートは何度も来てるけど、たびたびメンバーが違う。ピアノ弾き語り、トリオ、with上原ひろみさん、yanokami(レイハラカミさんとのduo)、ときて、今回はギタリストのMARC RIBOTさんとの公演。次のアルバムで一緒にやってるんだってさ。

演奏は1曲目だけ「津軽ツアー」をやって、あとは新曲とカヴァーのオンパレード。
とてもいい雰囲気で、矢野さんは「私たちも緊張しています」と冗談ぽく言っていたが、そんなことはみじんも感じられなかった。

マークさんのギターは、まあ上手いんだろうと思うけど、それ以上に熱かったというか、突き動かされたという感じ。ブルージー?グルーヴ?ロックンロール?とかなんとか、うまく表現できない何かがあった。平たくいうとだるい感じでノリノリというか。

矢野さんは相変わらずお元気で。最近、ライブのDVDを立て続けに観ているせいか思ったんだけど、若い頃より今の方が優しい感じでいいなあ。カドが取れたのかな。笑

新曲は、ちょろっと聴いた感じでははやや微妙で。歌詞がね・・。
ここ数作で思うのは、歌詞がなんだかそらぞらしく感じてしまう時があるんだよなあ。
奥田民生さんが書いたという曲は良かったけど。「そこどけ そこどけ 怪我するぞ」とかいう。笑
そんぐらいの抜け感が欲しいなあと思うわけです。
まあ、またアルバムで聴かないとわかんないけどね。

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