2009年6月アーカイブ

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メディアの実験集「モノサシに目印」 コトバ/デザイン/アソビ (Web Designing BOOKS)

tomatoの長谷川踏太さんの単行本。web designingでの連載を集めたものらしい。

内容は特に無いんだけど(笑)、見開きごとに何かしらのアイディア(テーマ)があって、それが一見してわかるもの、文章を読み進めないと分からないもの、といろいろあって面白い。
具体的には、写真付きの記事があるので、Shiftあたりを見てみてください。

長谷川さんについてはさほど知らないけど、以前どっかのカンファレンスで話を聞いたのが、印象に残っている。「日本に来て思うのは、価格以上のサービスには、その影で泣いている人がいる」とかなんとか。
他の人がそれぞれの作品の話とか宣伝とかに終始していたのに、長谷川さんは「せっかくだからもうちょっと大きなくくりのことを」と、そんな話をしてくれたのだった。

あと、そのカンファレンスでマルセル・デュシャンの本も紹介してくれて、その本も読んだ。その本については、また次回。

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一瞬の風になれ

高校の陸上部を舞台とした小説。2007年に本屋大賞を受賞したということで、どこかのブログで目にしていて、やっと読んでみることにした。
3巻セットなんだけど、それぞれ1年生、2年生、3年生になっていて、3冊合わせるとけっこうな厚さになる。でも、会話文が多いから、わりとササッと読めたかな。

内容は、軽いと言えば軽くて、文体も高校生の一人称で書かれているし、最初の方はその軽さに馴染めなかったんだけど、1巻の中盤あたりから慣れて、ググッと引き込まれていった。
サッカーという目標を諦めて、打ち込めるものを失っていた主人公が、陸上に出会って、仲間とともにレベルアップしていく・・というような話。

・・と書くとあんまり面白くなさそうだけど、僕はとても感動して、よく泣きながら読んでいた。
特に、先輩が卒業するシーンや、3年の関東大会でリレーを走るシーンなどは、その前のストーリーの積み重ねが効いて、余計に感動してしまう。3巻の最後の方は、本当に読み終わるのが寂しかった。

2巻だったか、連君が電話越しにWeather Reportの「Heavy Weather」を聴いてたのも印象的かな。ジャコのベースがいいとか言ってた。マセた高校生だ・・笑

7月には文庫化もされるようなんだけど、単行本の装丁は有山達也さんだったりするので、こっちの方がいいかもしれない。まあなんにしても、おすすめです。

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