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ポンペイ展@横浜美術館

5月頃だけど、ポンペイ展に行ってきた。

ポンペイというのはイタリアの都市で、約2000年前に、火山の大噴火によって1日で火山灰に埋もれてしまい、それから1700年もそのままにされたという遺跡です。
その貴重な出土品を一挙に展示して、当時の文化や生活を知ることができるのが、このポンペイ展。

ちなみにストリートビューでもちょっとだけ観光できます。笑

大きな地図で見る

印象に残ってるのは、
・火山灰から逃げ遅れた奴隷の型
・風呂
・タイル画
・グラス等の食器類
かな。

奴隷というのは、足に鎖か何かをつけられている人がいて、そのまま火山灰に埋まってしまい、人の形に空洞ができてしまったと。そこに石膏を流し込んで、人型にしたものが展示されていた。
本当に埋まっていたんだなあ。。と妙に生々しい気持ちに。

当時上下水道を完備していて、公衆浴場もたくさんあったらしいんだけど、お金持ちの家にはマイ風呂があり、その設備の充実っぷりに感動した。蛇口をひねるとお湯が出るとか、床暖房もあったとか。ちなみにその頃、日本は弥生時代。地域によってものすごい文明格差があったのだなーと、常識を覆される快感が。

タイル画は犬の床絵が有名だけどそれは無くて、いるかの絵があった。なんか愛嬌があったので印象に残っている。

食器類も普通にガラスのコップとかあって、日本は貝とかで飾った土器を使っていたのに・・と、改めて文明度の違いを感じた。展示されているものも、ビンテージとかで売られていてもおかしくないような水準のもので。他にもいろんな器やら像やらがあった。

そんなこんなで楽しかったポンペイ展。
横浜美術館は初めて行ったけど素敵な美術館だったので、また行きたい。

オルセー展、観てきた。
覚悟はしていたけど、ひどく混んでて疲れた。まあ日曜の午後だったし、しょうがないね。。

第1章 1886年-最後の印象派
第2章 スーラと新印象主義
第3章 セザンヌとセザンヌ主義
第4章 トゥールーズ=ロートレック
第5章 ゴッホとゴーギャン
第6章 ポン=タヴェン派
第7章 ナビ派
第8章 内面への眼差し
第9章 アンリ・ルソー
第10章 装飾の勝利

前半はモネ、セザンヌ、ロートレック、ゴッホ、ゴーギャン・・とすばらしい作家の作品が目白押し。
中でもモネ!なんとも言えぬ空気感に感動した。印象派もいいなあ。。
そっからセザンヌを通過して、ゴッホ。
「星降る夜」の前は、展覧会中最大の大渋滞。ゴッホ人気の高さを思わせた。
星の光とガス灯の光を別々に表現したかったという作品は、夜空の真ん中に北斗七星が描かれて、ロマンチックな情景。ほとんど紺と黄色だけで描かれているのに、奥行きがあって単純さを感じない、すごい作品だと思った。
秋にはゴッホ展もあるし、楽しみ。(帰りに前売りを買ってきた)

で、後半はつかれて流し気味に観てしまった。。

あと「点描」という技法を使った作品がたくさんあって、それらをよく見ると、今ディスプレイに使われている「ピクセル」という考え方にとても近い。
それから、画家は画面内での視点の移動やバランスを計算して構図を作っているらしいんだけど、それもWEB制作で言うところの「アイトラッキング」の元祖みたいなものだろう。
そう考えると、今仕事で使ってる技術や考え方も、案外本質は昔からあるんだなーと思って、面白かった。

国立西洋美術館にモネの常設展示室があるらしいので、今度いってみる。

ロシア構成主義のまなざし展よかった!グラフィックのボリュームがちと物足りな いが。庭園にも癒されつつ。

先週の月曜、庭園美術館に「ロシア構成主義のまなざし」展を観に行った。
「ロシア構成主義」というのがそもそもよくわからないんだけど、wikiによると、1910年代〜1930年代に起きた芸術運動である「ロシア・アヴァンギャルド」に内包される運動の一つらしい。
バウハウス運動と同時代なのも興味深い。

構成主義っぽいデザインや絵画(カンディンスキーとか)は好きなので、けっこう期待して行った。

展覧会はアレクサンドル・ロトチェンコというロシア構成主義を代表する作家と、その妻であるバーバラ・ステパーノヴァの作品を展示していた。
表現手法も多様で、線や点を使ったペインティング、宣伝等のグラフィックデザイン、写真、立体物と様々な展示があった。

ペインティングはキュビズムの影響を受けているらしく、そこからどんどん単純化されていって、ついに単色のべた塗りになってしまうなど、表現の変化の過程が見られて面白かった。
今まで、キュビズムってその後どこに行ったんだろう・・と疑問に思っていたけど、一部ではこのように進化していたのだな。

グラフィックデザインは一番興味を持っていたところだが、すばらしい作品がいくつかあった。
192X年でこのデザインとは、かなり時代の先を行っていたのではないかと思う。
構図はシンメトリーなものが多く、強い印象を受ける。
内容は国営デパートとか、航空機の株券を買え、とか、やはり国や軍のプロパガンダとしてデザインが利用されていたことがうかがえた。

写真と立体については割愛。
観終わったら庭園も散歩できるのでおすすめです。6/20(日)まで!

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モーリス・ユトリロ展 −パリを愛した孤独な画家−

ユトリロ展に行ってきた。
作家の名前くらいしか知らなかったが、エコール・ド・パリ期の作家ということで楽しみにして行った。

作品は街の空気感も伝わるような雰囲気があって、ハッとさせられることもしばしばだった。
でもその後ろにあるユトリロの人生が、どうしても気になってしまう展覧会だった。

ユトリロはパリの町並みや近郊の風景画を描いた画家。
17歳にしてアルコール中毒となって入院し、そのリハビリとして絵筆を取ることになったらしい。
その性格や資質に負う所もあってか、生涯を通じて自由を得られず、囲いの中で作品を制作した。(パリの絵はがきをベースに構図を作っていたらしい)
最初は精神病院などの格子の中で、次に母と継父に管理されて、母の亡き後も妻に管理されて。
自由に街を歩くこともできなかったユトリロが、風景画ばかりを描き続けた心情はどんなものだったのだろうか、と思うと、やるせない。

下記のページが、ユトリロの生涯についてサッと紹介してくれていて、参考になった。
美の巨人たち「モーリス・ユトリロ」

気づいたら、今年入ってから1回しかブログを書いてなかった。

年末から転職の活動をして、1月は面接ラッシュ、2月からは新職場でバタバタしていた。
最近、ようやく落ち着いたかな。ということで更新再開。

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そんなこんなで美術館とかもあまり行ってないんだけども、最近行ったのはgggでやってたTDC展。
昼頃の銀座での打ち合わせの帰りに覗いてきた。・・・どんなだったかなあ。

グランプリは、イギリスのイラク戦争の報道番組のコマーシャルフィルムだった。
隠された事実を暴く、という内容(確かね)なので文字が黒い帯で隠されているのかな?
テーマ的には重いけど、アイディア自体はシンプルで、アメリカンタイポグラフィ的な小気味よさというか、「なるほど!」みたいなのが気持ちいい。
でも一番すごいのは、戦争とか重いテーマで、よくデザイン絡めたなーと。日本では想像つかない。

川村真司さんの「日々の音色」とか、エキソニモさんのTシャツのANTIBOT T-SHIRTSとか、メディア系も受賞していた。

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そういえば、田中一光展も行った。
これは素晴らしかった。ずっと観てたかったなー。
心残りなのは1953ー1979ということで、80年代以降の作品が観られなかったこと。
続編に期待。

panton.jpg

ヴェルナー・パントン展

1ヶ月くらい前に観に行った展覧会。
ヴェルナー・パントンさんは、デンマークのデザイナーです。
かの有名なパントンチェアをはじめとして、照明、椅子、テキスタイルの展示が前半。
後半は空間全体に及ぶデザインワークを写真と展示で見せていた。これが圧巻。
天井まで特徴的なオブジェクトで埋め尽くされているので、非日常感がすごかった。
それを体験できる空間として、↑の写真の「ファンタジー・ランドスケープ」が展示されていた。
この布でできた洞窟みたいなやつは、1970年にデザインされたらしいんだけど、もはやインテリアというかなんというか・・。でも入るとすごく楽しくて、展示の中でも印象に残るものだった。
他の空間作品は写真でしか見れないものも多かったけど、さすがにしょうがない。

最後にヴィデオの展示があって、これはヴェルナー・パントンさんへのインタビューを収録したもの。
その中で印象的な言葉があったのでメモしてきた。

「サクセスとは、完成したものを一瞬いいと思うこと。
ーーちょっとだけ、ね。完全にではありません。」

「大切なのは途上にあるということ。やってみること。悪意のない無関心より重要です。」

やはり強い探究心があるから、あのような革新的な作品が生まれたのだ、ということがよくわかるヴィデオでした。

opera_ant.jpghttp://www.operacity.jp/ag/exh105/

オペラシティアートギャラリーへ。
今回は「ファッション」の展覧会。
あまり興味がある分野ではないので、予備知識はまったくなく観に行ったけど、
想像もしたことがないような服がたくさんあって、楽しかった。

VISION'D VOICE 田中一光

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VISION'D VOICE(D&DEPARTMENT)

D&DEPARTMENTのサイトを見ていたら、著名デザイナーへのインタビューCDを発見した。
その中に、僕の心の師匠である田中一光さんの音源があったので、すぐ購入。
エッセイ集なんかで語られていた内容ともかぶるけど、本人の声で語られると、よりイメージがわくなあ。

それにしてもこのインタビュアーの外国人女性は誰だろう・・。
日本文化にそんなに詳しくないのに、いい感じに体当たりで田中一光さんに切り込んで行っていて、好感が持てた。

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テオ・ヤンセン展に行きました。
しかし作品は素晴らしいのだろうけど、展示会場と展示方法がひどい・・。
会場はテントみたいなところだし、狭いし、寒いし。
展示はなんか愛情が感じられないし。
企画したのはHata International ってとこらしいから、ここのクオリティなのかなあ。それか会場の日比谷パティオか。
両方とも心のブラックリストに入れとこう。

あと、会期が終わるとサイトが見えなくなっちゃうのも寂しいな。
ASHES AND SNOWなんかは、終わってもサイトを残してるけどね。そうあるべきじゃないかなあ。

と酷評はしつつも、重ねて言うけどテオ・ヤンセン氏の作品自体は素晴らしいんだけどね。
良さを伝える努力が足らなかったんじゃないかと思いました。

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