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ヴェルナー・パントン展

1ヶ月くらい前に観に行った展覧会。
ヴェルナー・パントンさんは、デンマークのデザイナーです。
かの有名なパントンチェアをはじめとして、照明、椅子、テキスタイルの展示が前半。
後半は空間全体に及ぶデザインワークを写真と展示で見せていた。これが圧巻。
天井まで特徴的なオブジェクトで埋め尽くされているので、非日常感がすごかった。
それを体験できる空間として、↑の写真の「ファンタジー・ランドスケープ」が展示されていた。
この布でできた洞窟みたいなやつは、1970年にデザインされたらしいんだけど、もはやインテリアというかなんというか・・。でも入るとすごく楽しくて、展示の中でも印象に残るものだった。
他の空間作品は写真でしか見れないものも多かったけど、さすがにしょうがない。

最後にヴィデオの展示があって、これはヴェルナー・パントンさんへのインタビューを収録したもの。
その中で印象的な言葉があったのでメモしてきた。

「サクセスとは、完成したものを一瞬いいと思うこと。
ーーちょっとだけ、ね。完全にではありません。」

「大切なのは途上にあるということ。やってみること。悪意のない無関心より重要です。」

やはり強い探究心があるから、あのような革新的な作品が生まれたのだ、ということがよくわかるヴィデオでした。

opera_ant.jpghttp://www.operacity.jp/ag/exh105/

オペラシティアートギャラリーへ。
今回は「ファッション」の展覧会。
あまり興味がある分野ではないので、予備知識はまったくなく観に行ったけど、
想像もしたことがないような服がたくさんあって、楽しかった。

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VISION'D VOICE(D&DEPARTMENT)

D&DEPARTMENTのサイトを見ていたら、著名デザイナーへのインタビューCDを発見した。
その中に、僕の心の師匠である田中一光さんの音源があったので、すぐ購入。
エッセイ集なんかで語られていた内容ともかぶるけど、本人の声で語られると、よりイメージがわくなあ。

それにしてもこのインタビュアーの外国人女性は誰だろう・・。
日本文化にそんなに詳しくないのに、いい感じに体当たりで田中一光さんに切り込んで行っていて、好感が持てた。

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テオ・ヤンセン展に行きました。
しかし作品は素晴らしいのだろうけど、展示会場と展示方法がひどい・・。
会場はテントみたいなところだし、狭いし、寒いし。
展示はなんか愛情が感じられないし。
企画したのはHata International ってとこらしいから、ここのクオリティなのかなあ。それか会場の日比谷パティオか。
両方とも心のブラックリストに入れとこう。

あと、会期が終わるとサイトが見えなくなっちゃうのも寂しいな。
ASHES AND SNOWなんかは、終わってもサイトを残してるけどね。そうあるべきじゃないかなあ。

と酷評はしつつも、重ねて言うけどテオ・ヤンセン氏の作品自体は素晴らしいんだけどね。
良さを伝える努力が足らなかったんじゃないかと思いました。

TDC DAY 2009 @女子美

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TDCの受賞者によるカンファレンス、TDC DAY 2009に行ってきた。
登壇者は以下。

1)エマヌエラ・コニディ Emanuela Conidi(イタリア出身/ロンドン在住) :
2) レス・ソン Les Suen (中国・上海)
3)立花文穂+伊勢克也+松本弦人
4)植原亮輔+金森 香+松本弦人
5)中村勇吾+中村至男
6)中村勇吾+中村至男+松本弦人
7)浅葉克己+仲條正義

春の陽気に誘われてか、大学の講義室というシチュエーションのせいか、ものすごく眠くて、1234の半分は寝てしまった。
5〜は中村勇吾さんのお話とかを聴いたものの、ほとんどの仕事を見てきているので、新たな発見というのはそんなに無く。でも、中村さんのパソコンのデスクトップと、つまんないからって没にしていた作品を観れたのは面白かった。
中村至男さんとの対談では、彼の作品がシンプルな疑似立体感を持っている作品が多かったので、「中村勇吾さんだったらこれそのまま3Dでブラウザ上で動かしたりできるのになー」と思ったけど、想像してもいまいちピンと来ない。
中村至男さんの作品には、昔のドット絵やレゴのようなちょっとチープとも言える立体感や、4コマ漫画のような想像力で補完するストーリーの方が合っているのだろう。

なんでもかんでも3Dで描写したり動かしたりすることが表現として強まるとは限らず、絵的な完成度やアイディアがシンプルに伝わる表現方法を選ぶことが重要だと再認識した。

中村至男さんのこの作品は、松本弦人さんの「BCCKS(webブックみたいなのを簡単に作れるサービス)」を利用して、オンラインで公開されているんだけど、このサービスが面白くて、webとグラフィックデザインの境界を見事に曖昧にしている。一般的なwebサイトの構造では選ばないような表現も、ページをめくるという行為の上ではアリというか。だから、グラフィックの人のアイディアをオンラインに持ち込みやすい気がする。

以前、松本弦人さんを特集した雑誌で、「(webデザイン業界に)これから街の中華料理屋が入ってきますよ。いろいろな分野の経験と知識が」と話していたのが印象的だった。
今思うと、こういう状況を想定しての発言だったのかもしれない。

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夕方から会社の後輩を家に呼んで黄金屋のもつ鍋。うまかった。

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ミロ展

大丸ミュージアムのミロ展へ。

ミロの1960年後半〜1970年代の作品が70点ほど展示されていた。

ミロって難波田史男さんに通じるものがあるなあと思い(ミロから多少影響を受けたんだろうけど)、作品を観たいと思っていたところだったので、ちょうど良かった。

やや残念だったのは、展示されている作品の制作時期があまりに限定されていて、一つの作風しか観れなかったことかな。
パリにいた時期は人物画を描いていたり、あとミロと言えばという代表的な作品が作られた時期ともちょっと外れていたし、もうちょっといろいろな絵を観たかった気がする。

でも作品は総じて明るくて透明感があって、良かった。
岡本太郎さんにも影響を与えているのかなあと思ったんだけど、どうなんだろう。

オペラシティアートギャラリー

難波田史男さんの展示があるので楽しみにしていた、今回のオペラシティ。
企画展の「ディーナー&ディーナー」はスイスの設計事務所らしい。
展示は、まあ・・。つまらなくもなかったけど、面白くもないといったところかなあ。
建築系の展覧会は鬼門なんだよね。。
もうちょっと興味があって、前のめりの姿勢で展示と向き合ったら楽しかったのかもしれない。

難波田親子の展示は、やはり好きな作家なので良かった。前半は龍起さんによる抽象画が幾つか。ちょっとキュビズムっぽい雰囲気もある作品。
次は史男さんで、描き始めのカラフルな作品から晩年の暗い作品までを少ない展示数ながら追うことができた。
数が多い「自己とのたたかいの日々」シリーズや、楽しい作品「宇宙船がくるよ」など、4年前にここで観た作品に再会できてうれしかった。

最後は龍起さんの、史男さんの没後の作品。
海のように真っ青に塗り込められた大作「生の記録3」の前で、色が深すぎて立ち尽くしてしまった。

ぜひまた、企画展の方で難波田史男展をやってもらいたいな。一番収蔵数が多いのはオペラシティだって言うし。ぜひぜひ。

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難波田史男展

世田谷美術館で、難波田史男さんの展示を観た。
4年ほど前にオペラシティで彼の作品を観て以来、なぜか名前を忘れられない存在となっている。
もともと僕の好きなカンディンスキーやクレーのようなカラフルさ、浮遊感を持った絵なので、好みに合っているのかもしれない。
でもそれだけでなく、神経質さを感じさせる細い線や、ポップアートを思わせる変な宇宙人ぽいキャラクター、そして垣間見える闇と、独自の魅力を多々持っている画家だと思う。

今回は世田谷美術館に収蔵されている700点以上の作品の内、78点が展示されていたのだそう。
初期の作品から、個展を開いた頃の大作、そして晩年(と言っても30歳そこそこの頃だけど)の暗い雰囲気の作品まで、時系列に観ることができた。

図録がなかったので、絵はがきを10枚ほど買った。
彼の作品はもっと注目されて、大々的に回顧展が開かれてもいいと思うんだけどなあ。

今、彼の10代〜20代の日記を集めた「終着駅は宇宙ステーション
」を読んでいる。
まだ絵を描く前の史男さんだが、純粋さ、不器用さは絵でも文章でも共通だなと感じている。

オペラシティでも収蔵品展が難波田史男さんなので、それも観に行く予定。

それにしても、富山の難波田龍起・史男美術館、2006年に富山に行った時になんで寄らなかったんだろう。今更悔やまれる。

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仲條服部八丁目心中

ネーミングと葛西薫さんのポスターが良くって、それですごく楽しみにしていた展覧会。
ギャラリートークに行きつつ、観てきた。
トークはさほどの切れ味ではないかと思ったけど、作品はやはりすごく良かった。

特に75歳になってもなお現代性のある仲條さんの作品には頭が下がる思いがした。どんな感性をしているのやら。。

服部さんのはADCを取ったシリーズの派生という感じ。ものすごい目新しさはなかったけど、絵的には好みなものもあった。
ああいうシリーズ物は、切り上げ時が難しそうだなあ・・と外野ながらに心配したりして。だって、最初の頃は明確なルールがあったけど、だんだん曖昧な部分が多くなって来たような気がしたから。

また違う組み合わせで心中シリーズをやってくれたら面白いのに。
松永真さんと佐藤可士和さんなんてどうだろう。すごい楽しそう。笑

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レオナール・フジタ展

観に行った。
初期の作品は好みだったけど、後期の作品はマンガチックでいまいち好みじゃなかった。
日本初公開となる「構図」「争闘」も、まあどうだろうかなーー、という感じだった。
でも、藤田さんが芸術に人生を賭けていたことが伝わってきたし、有意義な展覧会だったと思う。

今回は、彼のエッセイ集を事前に読んでから行ったので、解説に書いていないことも知っていたし、ちょっと通気取りができてよかった。
予習しての芸術鑑賞もいいね。

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