art: 2007年5月アーカイブ

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ワタリウム美術館
毎朝、通勤のときにここの前を通っていて、いい加減気になってきたので行ってみた。
ブルーノ・タウト氏(1880-1938)はドイツの建築家。
シンプルさ、豊かな色彩、自然との融合を唱えた人で、思想家としても評価されているみたい。
でも今回も僕の「建築の展示はイマイチ」というジンクスが発動し、あんまり楽しめなかった・・。
文と写真ばっかりなんだもん。かつ文字が多すぎで、本みたい。飛び出すカーサ・ブルータスって感じ。(いや、それはさすがに失礼か・・)
あ、でも赤とか黄色とか青をうまく使った集合住宅みたいなのは新鮮だったな。日本のも、もっとああいう風にすればいいのに。

ワタリウム美術館は初めてだったんだけど、1フロアが思ったより狭くて、それもちょっと厳しかったかな。
作品同士の距離が近くって。

ま、終わっちゃってからどうだったのかなーって気になるよりはいいか、ということで。

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モディリアーニと妻ジャンヌの物語展
観てきた。

モディリアーニという人をいままで意識したことがなくて、こないだの「異邦人たちのパリ」で初めてちゃんと観たんだけど、良かったので、Bunkamuraも行った。

この展示は半分は奥さんのジャンヌさんの作品だった。奥さんも画家だったんだそうな。
ちなみにモディリアーニ氏は30代のころパリの画壇で名声を成すも、35歳のとき病気で急死。その2日後に奥さんのジャンヌさんは6階から飛び降り、お腹の子もろとも命を落とした・・というのがこの二人のイメージをドラマティックなものにしているらしい。
それで、今回はそのジャンヌさんの絵が、遺族のところから大量に発見されたそうで、それを展示しつつモディリアーニ氏との関係を読み解く、的な展示だった。前置き長。

で、観た感じは、ジャンヌさんの絵は普通・・っていうかまだハタチそこそこだったらしいから、しょうがないのだろうけど、いろいろ試してる途中、発展途上、っていう印象だった。
説明書きでは「一流画家と並ぶ程のデッサン」とか書いてあったけど、そうなのかなー?こう、ビビッとくるものがなかったけども。

モディリアーニ氏の作品はさすがというか、良かった。
彼のデッサンが僕は大好きで、フォルムだけを柔らかい曲線で描いて、顔は見えるか見えないかくらいにうすーく描いてあるようなやつ。なんかずっと観てても飽きなかったな。
油絵は、男性になるとやっぱり線がゴツゴツしているような気がして、女性を描いたものの方が良かった。
あと手がなんか印象的だったなあ。大きいのかな?あれは。それか全体に単純な線が多いのに手だけ複雑だからとか・・。わからんけど。

ジャンヌさんの最後の作品は、自分の胸をナイフで刺している水彩か何かだった。モディリアーニ氏が亡くなってから描いたのかわからないけど、あれはさすがにいたたまれなかった。
もう娘もいたというのに、しかも二人目を妊娠してるのに、死ぬことないじゃん、て思うけど、そのへんが良くも悪くもアーティスト的なジャンヌさんだったのか、たくさんの試練を越えて子どもを二人育てていくという責任を負うには若すぎたのか・・。
ということでわりとダウナーな展覧会でした・・。

モディリアーニ氏は一時期、彫刻もやっていたそうなので、今度はそれも観たい。
・・と思ったが、箱根彫刻の森美術館でちょっとだけ観たことがあったっぽい。

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日本美術が笑う
笑い展
マイミクシィのみーこさんにチケットを頂いたので行ってきた。

「日本美術が笑う」は、笑顔をモチーフにした日本美術を中心にしたコレクション。
土偶や埴輪からスタートして、屏風絵や掛け軸の絵、動物もの、それから仏像と進んでいった。全部基本的に笑ってるから、おもしろい。
なんか笑顔っていうだけでポップというか、漫画っぽさが出てくる。特に絵の横に文が添えられてるやつなんて、改めて見ると漫画じゃんこれ!と思って発見した気分になった。

「笑い展」は、ポップアートでシャレが効いたのを中心に集めた展示。
個人的には、こういうのは真面目な展示の中にちょっとあるから、クスッ!ってなるんであって、どこもかしこも「どうよ、この発想の転換!」的に見本市化していると、身構えちゃってダメだなあと思った。
その前に日本美術なんか観てて、頭の切り替えがうまくいかなかったかもしれない・・。
そんな中でも面白かったのは、田中功起さんのタライとか、誰か忘れたけどバイクのサイレンサーがトランペットになってるヤツとか。
みーこさんが言うにはオノヨーコさんも出してたらしいんだけど、気づかなかったな。あのお面かな?

まあなんせキュレーションがどこまで主導できるかっていうことかなーと思った。
なんかねー、この展示の企画っぽさというか、そういう匂いが前から気になっていて。
例えばもっとアーティストを立てて名前を覚えさせて、今度はそのアーティストの個展があったら、あーあの時の人ね!ってなるくらいまでお客さんを育ててほしいな、と思う。
僕はそうやって、オペラシティアートギャラリーに育ててもらってるところがあるので。
そうじゃなかったら、消費するだけになっちゃうような。

ま、なんだかんだ言いつつ、思ったよりボリュームたっぷりで楽しかったです。
みーこさん、ありがとう。

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異邦人(エトランジェ)たちのパリ 1900 - 2005 ポンピドー・センター所蔵作品展
終了2日前になっちゃったけど、観てきた。
主な作品はこんな感じ

GW中だったけど、予想通りモネ展に人が流れてて(あっちは入場制限してた・・)、それなりにゆっくり観ることができた。
この展覧会のテーマは、芸術の都・パリに移住した20世紀以降の非フランス人アーティストにスポットを当てて、パリがどんな文化を育んだかを振り返る、というもの。加えて、ポンピドー・センターの所蔵作品展でもある。

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