art: 2008年3月アーカイブ

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アートは心のためにある:UBSアートコレクションより

やっと少し体が空き始めたので、とりあえず終わりそうな美術展に行くことに。
この展覧会はスイスを拠点とする金融機関UBSのコレクションを借りて来て展示している。前にMOTであったカルティエ財団コレクション展、オペラシティアートギャラリーでダイムラー・クライスラーのコレクションを展示した「アートと話す アートを話す」と似たものと考えていいだろう。
展示の形式は3部から成っていて、人物、インテリア、風景(宇宙)みたいな感じだったか。

土曜の夜に行ったせいか、カップルが多かった。が、一人で来ている人も多かった。
なんか現代美術が流行しているようで、いろいろな雑誌で特集されている。そういう影響かなあ。まあ僕もここ2-3年の趣味なので、充分この流れに乗っているわけだが。
あと旅行者が多かったなあ。白人の人や、中国人や。世界的に春休みなのかな。
彼らは、観光だから何でもアリで、写真とかバンバン撮って、係員に注意されてた。

感想は、まあまあというところ。
あーそういえば、立体物があんまり無かったな。写真とかペインティングとかばっかり。あとフィルムもあったか。そういえば立体物では、オペラシティアートギャラリーで取り上げられていたシュテファン・バルケンホールさんの作品があった。
あとバスキアの絵が観られたのは、ちょっと良かった。実物を観た経験が少ないので。
総じて、うおーーー!っていうような、感動は無かったかな。
でも美術館に行く余裕があるだけ、いいんだけどね。

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クリエイティブディレクター箭内道彦の漂流

観てきた。G8久しぶりだなー。去年の11月ぶりか。

箭内さんのことはほとんど知らなくて、何かで一回対談みたいなのを読んだことがあるくらいだった。何だったかなー、アレ。
で、行って主にCMや映像のクリエイティブディレクターだということを知ったわけだけども。
もう何年もほとんどテレビを観てないこともあって、展示されてたCMもほとんど知らなくて、新鮮だった。
奥田民生さんのCDのCM、4回の続き物になってて、毎回CMの中に更にスポンサーみたいなのが入ってて、映像としてもクオリティ高くて、圧巻だった。
ああいう、無茶っぽいことをやれるっていうのは、アイディアだけじゃなくて突破力とか、そういうのが必要なんだよなーと思う。
象徴的なのがこの言葉。
どのCMも、新しいことやちょっと無理そうなことや“アウェイ”なことに挑戦して、ボロボロになりながら、でもその商品にとって一番いい結果に向けて倒れ込みながらゴールする
CMを観れば、納得の表現。

あと、いろんなミュージシャンの方なんかが、箭内さんに関するインタビューで、非常に親しい人のことを話すような口調でしゃべっていたのが印象的だった。クリエイティブディレクターって、立場的になかなかそういう風になり難いように思うが。

G8に行ってもなんとなくしか箭内さんのことをわかってないけど、またいろんなとこで名前を見かける機会があると思うので、引き続き注目。

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池田満寿夫 知られざる全貌

日曜日は、久しぶりにオペラシティ→コンランショップの満足コンボを達成。
オペラシティアートギャラリーでは、例によって6:05に行って半額で観るという技を使う。
池田満寿夫さんのことは名前すら知らなかったけど、wikiによると、
池田 満寿夫(いけだ ますお、1934年2月23日 - 1997年3月8日)は、画家・版画家・彫刻家・陶芸家・作家・映画監督などの従来の芸術の枠にとどまらず多彩に活躍した芸術家。官能的な作風が多く、いずれの分野の作品も現在でも高い評価を得ている。ということらしい。

展示の方も多岐に渡り、陶芸、銅版画、絵画、仏像など幅広かった。
陶芸の「裸形」シリーズが素朴かつモダンで良かった。
絵は横のコメントに「○○の影響が強くあらわれているが〜〜」と書かれているのが多くて、そう言われると二番煎じみたいに見えて、ちょっと萎えた。(実際いろんな人の画法を取り入れて試していたみたいだけど)
最後の方にあった仏像や般若心経の器などは、なぜか心を打たれた。仏像というのは、不思議なオーラというか、雰囲気があるな。まあ仏像といっても、右のチラシあるような、ちょっと変わったやつだけども。

それから、凄くびっくりしたのが、ずーっと絵を観ていて、ある作品の前で強烈に既視感が。
それも「どっかで観たことがあるような・・?」とかそういう弱いのじゃなくて、「もう僕はこの絵を100回くらい観ている!」、っていうビシビシくるやつ。
で、数秒考えて気づいたんだけど、僕がマイルス・デイヴィスさんの作品の中でも1〜2を争うくらい好きな作品「1958マイルス」のジャケットに使われている絵だった。
そりゃあ、見覚えあるわ。
ちなみにこのブログとドメインの「on green dolphin street」というのは、このアルバムに収録されている名曲(名演)の名前から頂いたものです。
「on green dolphin street」はマイルス、ビル・エヴァンス、コルトレーン、キャノンボール・アダレイ、ポール・チェンバース、ジミー・コブからなるセクステットの演奏なんだけど、とてもいい。
マイルスの月夜を散歩するような演奏、コルトレーンの突風のような演奏、キャノンボールの恋人同士の語らいのような演奏、ビル・エヴァンスの月夜を静かに流れる川のような演奏・・どれもほんとに素晴らしい。僕は意外と、この曲でちょっと音と音の間を取って、変わったリズムを吹いているキャノンボールの演奏が好き。怒濤の勢いで吹きまくるコルトレーンに対抗したのかなーと思う。

というわけで話はそれたけど、大好きなレコードのジャケ原画も観ることができて満足な展覧会だった。

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