art: 2008年11月アーカイブ

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エンツォ・マーリ100のプロジェット展

エンツォ・マリさんのステーショナリー、キッチン用品、家庭雑貨、教育玩具、グラフィック、家具、照明・・といったものをまとめた展覧会。
終了ギリギリで行ってきた。
長崎県美術館から巡回してきたらしい。

こないだDANESE展の図録を取り寄せて見ていたこともあって、あまり知らない作品は無かったけど、現物で見るとやっぱりいいなーと思った。
キッチンツール類はきれいだったなー。
この展示は個人のコレクションで成立しているというのだからびっくり。

大量生産や教育、職人とのコラボレーション等、常に「人」を中心に置いた活動だということにも感心した。
なんか海外のデザイナーって思想を持っていて素敵だなー、と思うことが最近何度かあった。作品やその思想を伝える手段に過ぎないっていう。
頭が下がります。。

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スタジオ・アキッレ・カスティリオーニ -創造の記憶-

汐留イタリアでやってるカスティリオーニ展を観に行った。
展示は椅子や照明、キッチン雑貨(=ALESSI)といった彼の作品と、スタジオの写真展示、図面、ビデオ、図録などの書籍類といった内容。
無料ということもあってこんなもんかな・・という部分もありつつ、各部分でもうちょっとなんとかなったのではないかと思う点もちらほら。
先日読んだ本にも書いてあったけど、カスティリオーニの工業製品デザインにおいて、フォルムは道具としての役割やアイディアから自然に「授かった」、いわば後付け的な部分なのだから、作品を展示するだけでは本質的な部分が伝わらない。
例えば、スイッチが入ってない照明が展示されていたこと。
何を照らすために作られたのかわからなくては、照明の展示なんてほとんど意味がないと思った。
ALESSIのオイル&ビネガーセットも、持ってみて本体はクリスタルガラスでずっしりした安定感があって、傾けてみて自然にふたが開いて、注ぎ口が液ダレしないようになっていて、といったことを見ないと展示している意味がない。デパートで触った方がよほど理解できるということになってしまう。

今回の展示は、イタリアのミラノ工科大学の人とかが監修したみたいだから、この人たちの方針なのかもしれないな。1月にここでやってたムナーリ展は、もっと充実してたもん。

その後、gggのM/M(paris)展、gallery FORMの広松木工個展(ダカフェ展共催)をまわる。
広松木工個展は、アキッレ展とは対照的に、あらゆる家具や小物に触れて(まあ個展と言ってもショールームみたいなものということもあるが)楽しかった。

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美しい 青い風が I Love Art9 ワタリウム美術館コレクション展

ワタリウム美術館に行ってきた。
未公開作品を中心にしたコレクション展らしい。
通勤するときにここの前を通って、その看板に「ニキ・ド・サンファル」の名を見つけ、これは行かねば!と思っていた。

印象的だったのは、まずキース・ヘリングさんの作品。たぶん今までに1-2枚しか観たことがなくて、今日初めてまとめて観たんだけど、すごく良かった。
特に曼荼羅みたいな模様が、原始的なパワーを持っていつつ、現代的な軽さも持っていて、気持ちがよかった。

ニキ・ド・サンファルさんの作品は、立体物が少なくてちょっと残念だったけど、久しぶりに観てやはり良かった。
2年ほど前に個展を観て以来、好きなアーティストとして意識している。と言っても、まだ那須のニキ美術館にも行けていないんだけど。
展示はドローイングのポスター(乙女ぽいやつ)がサイコな感じがして好きだった。

他には駒井哲郎さんのエッチング等の作品たちも印象深い。
あー・・どんなだったかな・・。忘れた。笑
チケットがパスポート式(会期中は何度でも入れる)になってるから、また寄ってみよう。

しかし、異常に空いてたな・・。
土曜の18時くらいに、どのフロアに行っても観客が僕一人だった。笑
昼間とかの方が、お客さん入ってるのかな。
ま、観る側としては空いてる方が集中できていいんだけど。

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蜷川実花展 -地上の花、天上の色-

昨日から始まった蜷川実花展。ついでがあったので立ち寄ってみた。

まず驚いたのが祝い花の量で、芸能人、雑誌、海外ブランドなどからものすごい量が届いていた。始まったばかりということもあってか比較的混んでいて、オペラシティアートギャラリーでチケット買うのに並んだのは初めてだったかも。

蜷川実花さんはカメラマンで、ビビッドな色の、時に毒々しい写真が特徴。女性のファンが多いと思われる。
現に今日も、今までに行ったあらゆる展覧会の中で、最も若くて綺麗にしている女の子率が高かった(ちなみに次点は「カルティエ財団コレクション展」だったかと)。反対に、年齢層が高めの人はほとんど居なかった。

僕は何年か前にスパイラルで個展を観たことがあるけど、正直そのときはあまりピンと来なかった。どちらかというと6:4で苦手感の方が強く、色に品がないとかそんな風に思っていた。
が、今回の展示はとてもいいと思った。
どこが、というわけでもないんだけど、蜷川さんのこの展覧会にかける意気込みが感じられて、ついつい引き込まれて観させられた気がする。(あるいはキュレーションが良かったのかもしれない)

展示は「花」「人」「旅」といったブースに分かれていて、カーテンをくぐる度に雰囲気がガラッと変わって、驚きがあるのもよかった。
特にすごいと思ったのが「人」のブースで、日本人の芸能人やモデル(土屋アンナさんとか太田莉菜さんとかいろいろ)を撮っているんだけど、そのフォトディレクションによる世界観が、蜷川さんの毒々しい色とマッチしていて、強烈だった。こういう写真はこの人しか撮れないんじゃないか、と思う(モデルの人選も含めて)。
かつ、パネルの側面も写真の色に合う色で塗りつぶしてあって、よくやるなあ・・と感心してしまった。

都合で1時間くらいしか観れなかったのが残念。
この後、観客の平均年齢が60歳くらいの「原信夫とシャープス&フラッツ」のコンサートに行ったんだけど、ギャップがすごかった。笑

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