
世田谷美術館で、難波田史男さんの展示を観た。
4年ほど前にオペラシティで彼の作品を観て以来、なぜか名前を忘れられない存在となっている。
もともと僕の好きなカンディンスキーやクレーのようなカラフルさ、浮遊感を持った絵なので、好みに合っているのかもしれない。
でもそれだけでなく、神経質さを感じさせる細い線や、ポップアートを思わせる変な宇宙人ぽいキャラクター、そして垣間見える闇と、独自の魅力を多々持っている画家だと思う。
今回は世田谷美術館に収蔵されている700点以上の作品の内、78点が展示されていたのだそう。
初期の作品から、個展を開いた頃の大作、そして晩年(と言っても30歳そこそこの頃だけど)の暗い雰囲気の作品まで、時系列に観ることができた。
図録がなかったので、絵はがきを10枚ほど買った。
彼の作品はもっと注目されて、大々的に回顧展が開かれてもいいと思うんだけどなあ。
今、彼の10代〜20代の日記を集めた「終着駅は宇宙ステーション
」を読んでいる。
まだ絵を描く前の史男さんだが、純粋さ、不器用さは絵でも文章でも共通だなと感じている。
オペラシティでも収蔵品展が難波田史男さんなので、それも観に行く予定。
それにしても、富山の難波田龍起・史男美術館、2006年に富山に行った時になんで寄らなかったんだろう。今更悔やまれる。