bookの最近のブログ記事

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レパントの海戦 (新潮文庫)

1571年のトルコ対ヴェネチアの地中海の覇権をかけた海戦を、様々な角度から描いた塩野七生さんによる歴史小説。1987年刊。
この本は、イタリアに旅行に行く時に持って行って滞在中に読んだので、ひときわ特別な気持ちで読んだ。
あまりこういうジャンルの本は読まないのだけど、当時はこういう船が主流で、こういう戦法で・・という時代背景的な部分と、登場人物の思惑が交差するところが楽しく、一気に読んでしまった。
海戦ということで「平家物語」なんかにも近いかもしれない。那須与一とか。

この本の前に読んだ「コンスタンティンノーブルの陥落」も面白かったし、塩野ワールドにはこれからどっぷり行きたいところだ。
次は「海の都の物語〈1〉--ヴェネツィア共和国の一千年
」あたりかな。
ヴェネチアについてはもっと知りたい欲が強くなっていて、どんな国だったのか、どんな人がいたのか、これからも継続的に追って行きたいと考えている。

眠れる美女 (新潮文庫)

ずーーーーっと前にブックオフで買った本があったので、読んでみた。
なんで買ったのか覚えてないが・・。

川端康成さんの「眠れる美女」。
「深く眠っていて眼を覚まさない裸の少女と一緒に寝れる」という老人限定風俗サービス(もちろん架空)を描いた作品だった。
設定からして変態だが、主人公が老人なので、「何か」が起こる訳ではない。
でも逆にそれが悲哀や欲望を表現している。

書きそびれていたので一応記録として残しておくシリーズ。

池田亮司 +/-[the infinite between 0 and 1]
ずいぶん前だが(4月くらい)、MOTに展覧会を観に行った。
池田亮司さんという方の展覧会で、wikiではサラッと「実験音楽のミュージシャン」と紹介されているが、どうもそれだけじゃないような雰囲気だった。
展示は、数は少ないけどスケールが大きくて、10メートルくらい続く細かいデジタル数字など、意味がわからないけどすごい!!!というような展示だった。

ついでに、書きそびれていた、読んだ本の感想。

腕(ブラ)一本・巴里の横顔--藤田嗣治エッセイ選 (講談社文芸文庫)

レオナール・フジタ展を観に行く時に、読んだ本。
(うろ覚えだが)藤田さんは、婚約者を日本に残してパリに遊学に行き、そのまま居着いてしまうという、ある種すごい決断をしてパリでの活動をスタートさせた。
ボロきれをまといながら絵を仕上げて、見事パリの芸術界で認められてしまうのもすごい。
"エコール・ド・パリ"をリアルタイムに体験した日本人の手記として、興味深く読んだ。

アキッレ・カスティリオーニ自由の探求としてのデザイン

ALESSIでも幾つかの作品を残しているデザイナー、巨匠アキッレ・カスティリオーニに関する本。
カスティリオーニ氏の姿勢を見事にとらえた内容で、これを読んでいっそう彼の作品が好きになったし、学ぶことも多かった。

終着駅は宇宙ステーション

大好きな画家、難波田史男さんの、高校生時代以降の日記を、本にしたもの。
32歳で急逝したということもあり、謎が多い作家だが、作品を理解する一助になる本だと思う。
思春期の恋の苦しさが綴られていたりするのも、微笑ましかった。

デュシャンは語る

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デュシャンは語る (ちくま学芸文庫)

マルセル・デュシャンの対談本。
僕はもともとこの人に興味があったわけではないけど、長谷川踏太さんがカンファレンスで薦めてくれて手にした。「すごいイカれてる」って。

いやー、でもこの本は感想を書くのが難しいな・・。
まあ、一応読んだということで記録しておく。

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メディアの実験集「モノサシに目印」 コトバ/デザイン/アソビ (Web Designing BOOKS)

tomatoの長谷川踏太さんの単行本。web designingでの連載を集めたものらしい。

内容は特に無いんだけど(笑)、見開きごとに何かしらのアイディア(テーマ)があって、それが一見してわかるもの、文章を読み進めないと分からないもの、といろいろあって面白い。
具体的には、写真付きの記事があるので、Shiftあたりを見てみてください。

長谷川さんについてはさほど知らないけど、以前どっかのカンファレンスで話を聞いたのが、印象に残っている。「日本に来て思うのは、価格以上のサービスには、その影で泣いている人がいる」とかなんとか。
他の人がそれぞれの作品の話とか宣伝とかに終始していたのに、長谷川さんは「せっかくだからもうちょっと大きなくくりのことを」と、そんな話をしてくれたのだった。

あと、そのカンファレンスでマルセル・デュシャンの本も紹介してくれて、その本も読んだ。その本については、また次回。

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一瞬の風になれ

高校の陸上部を舞台とした小説。2007年に本屋大賞を受賞したということで、どこかのブログで目にしていて、やっと読んでみることにした。
3巻セットなんだけど、それぞれ1年生、2年生、3年生になっていて、3冊合わせるとけっこうな厚さになる。でも、会話文が多いから、わりとササッと読めたかな。

内容は、軽いと言えば軽くて、文体も高校生の一人称で書かれているし、最初の方はその軽さに馴染めなかったんだけど、1巻の中盤あたりから慣れて、ググッと引き込まれていった。
サッカーという目標を諦めて、打ち込めるものを失っていた主人公が、陸上に出会って、仲間とともにレベルアップしていく・・というような話。

・・と書くとあんまり面白くなさそうだけど、僕はとても感動して、よく泣きながら読んでいた。
特に、先輩が卒業するシーンや、3年の関東大会でリレーを走るシーンなどは、その前のストーリーの積み重ねが効いて、余計に感動してしまう。3巻の最後の方は、本当に読み終わるのが寂しかった。

2巻だったか、連君が電話越しにWeather Reportの「Heavy Weather」を聴いてたのも印象的かな。ジャコのベースがいいとか言ってた。マセた高校生だ・・笑

7月には文庫化もされるようなんだけど、単行本の装丁は有山達也さんだったりするので、こっちの方がいいかもしれない。まあなんにしても、おすすめです。

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フェラーリと鉄瓶―一本の線から生まれる「価値あるものづくり」

プロフェッショナルに出ていた奥山さんの著書。

思ったより軽くて、2時間かからずに読めた。
奥山さんの海外経験(アメリカ、ドイツ、イタリア)を軸にしたエッセイのような内容で、面白い反面、もうちょっと概論的なものがあると参考になるのになーと思ったりもした。
でもそういう本は各種出ているから、奥山さん(もしくは編集者)としては海外の自動車メーカーを渡り歩いた独自の経験を書くのが良いと判断したのかもしれないね。

イタリア語は短い言葉で意味を伝えられるから、思考が早くなるっていうのは面白い考え方だと思った。確かに日本人でも、話すのが遅い人は頭の回転も遅いような気がする・・(自分含め)。

まあでも大学出てアメリカ渡ってGMに入社って、相当な行動力だよね。挙げ句フェラーリのデザイナーになってしまうのだから凄い。2007年に独立されたそうなので、今後の活躍にも期待したい。

でも、カバーのデザインは頂けなかったような・・。

最近読んだ本

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企画書を作らないといけないので勉強中。
これから世の中すごいことになるらしいです。

クラウド化する世界

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略

プラネット・グーグル

【抱負】
去年
・本を60冊読む(月5冊)…×(27冊・・)
・体重を60kg台で維持…○

今年は
・食後眠くなる問題を解決する
・RSSをちゃんと読む
・本も30冊くらい読む
・仕事の今後についてちゃんと考える
・貯金

【本】
去年は27冊・・。2月と11〜12月が忙しくて、ほとんど読めなかったのがなあ。
面白かったのはくちぶえ番長異邦人パンク侍斬られて候容疑者Xの献身あたりかな・・。

【アート】
美術展は34回ぐらい。まあ一昨年(37)と同じかな。
良かったのは国立新のピカソモディリアーニルオー、あたりかな。デザイン展はいっぱい観てるせいか、ふんふん、といった程度の感想が多かったような。でもバウハウス展とムナーリ展はなかなか良かったけど。

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早川良雄の仕事と周辺

相当前に買った本という気がするが・・。ふと思い立って読んだ。
一昨年、G8で早川良雄展を観てから本を4冊注文したってブログに書いてあるから、そのときのやつかな。(こういうときブログが便利なのです)

早川 良雄(はやかわ よしお、1917年 - )は昭和期の日本を代表する、現在も活躍するグラフィックデザイナーの一人。(wikiより)
僕の敬愛する田中一光さんでさえ、電車の中で早川さんのポスターに感動して、こっそり外して持ち帰ったことを告白している。そのくらいの巨匠なのです。

この本は半分作品集、半分エッセイ&対談集といった内容。作品を久しぶりに観たけどやっぱりすごいなあ。。と。
ついページをめくるのが遅くなって、文章を読むのと同じくらい時間がかかってしまった。

対談は仲條正義さんとのものが興味深かった。
二人とも苦労されているというイメージがあるから、通じるものがあるというか・・笑

主に近年のイラストレーション作品だけだけど、このサイトに画像が何枚かある。
昔の作品も素晴らしいけど、ここにあるような女の顔シリーズも好きで、とても自由な色使いにため息が出てしまう。

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