book: 2006年6月アーカイブ

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田中一光自伝 われらデザインの時代 (白水uブックス)

武満徹展で田中一光さん(1930-2002)のMusic Todayのポスターを観て、すっかり参ってしまった。
そこでもっと詳しく知るために本を数冊買ったんだけど、とりあえず自伝を読んだ。
この人、文章もうまい。
そして奥ゆかしいというか、すごい有名な仕事をやってるはずなのに、ページからは全然華々しい感じが伝わってこない。(余談だけど東京オリンピックの参加賞のメダルは、表が岡本太郎さん、裏が田中一光さんだったそうな。ほ、欲しい・・)
多分そういうところで自分の仕事を評価してないんだろうな。

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グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 (501)

googleのビジネスモデルと近い将来のネット覇権争いについて書いた本。

googleが中国政府に折れて、中国政府にとって都合の悪い検索結果を取り除いた検索エンジンを提供している話など、裏側にも言及してるのが面白かった。
あとgoogleの莫大な収入の、99%はアドワーズアドセンスなんだって。検索エンジン屋さんじゃなくて、広告屋さんだというのは、ほんとだなあと思った。

google(特に検索エンジン)が非営利団体化して、mozillaみたいにみんなで運営、とかできたら安心なのにな。

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僕はこうしてデザイナーになった

第一線で活躍する10人のデザイナーへのインタビュー集。
みんな迷ったり挫折したり、いろいろあるんだなあ、と思った。
印刷所から叩き上げの人、有名アートディレクターに弟子入りする人、学校出て資生堂に入る人・・。でもこういう本に取り上げられる人だけあって、みんなタフ。
俺はいつからデザイナーになったんだったか・・。あるいはこれからなるのかも。先は長いぜ。

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ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉泥棒かささぎ編 (新潮文庫)

やっと読み終わった〜。
かのから第一部を借りて、面白かったので第三部まで買って来て読んだ。
村上春樹さんの本を読むのは初めてだったけど、かののお母さんのYさんが「濱は村上春樹とかを読むのが合ってそう」と言って勧めてくれた通り、面白かった。
長くて読むの大変だったけど、3冊必要だったんだな、と思った。そのぐらい話が広がるし、ディティールも表現されていると思う。飛び出す絵本のように、ページの上に奥行きのある世界があるように感じた。

理由/宮部みゆき

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理由 (新潮文庫)

かのに借りて読んだ。ありがとう。
宮部みゆきさんの本を読むのは初めてだったけど、面白かった。
事件の解決後に関係者にインタビューをする形で、その全貌が明らかになる。
登場人物それぞれの描写が細かくて、感心した。
語り手がコロコロ変わるから、さっきまで共感してた人と利害関係が逆の人の章になると、「あーこっちもわかるわかる!」と思って、自分の適当さ加減に笑った。
でもそれも狙いの一つだったのかな。他人と関係を持つなかで、誰にも悪意がなかったとしても、歯車が噛み合えば悲劇はすぐ隣にあるということを思い出さしたというか。地味にリアルというか。
やめどころがつかめず、もう一章、もう一章と夜更かしして、3晩くらいで読んじゃった。
また宮部さんの別のも読んでみよう。

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