book: 2007年12月アーカイブ

年末ということで、今年読んだ本を振り返る。(2006年の記録
今年読んだ本は、以下の38冊。去年のを数えてみると34冊だから、あんま変わんなかったな。
なんか、一年中「もっと本読みたいなあ」って思ってた気がする。

・プロフェッショナル(1)
・旅する会社
・生きがいの創造
・偉大なるジャズメンとの対話
・キッチン
・茨城のり子詩集
・久世光彦 一九三四年冬 乱歩
・アルケミスト
・タイポグラフィの読み方
・佐藤可志和の超整理術
・抱くことば(ダライ・ラマ)
・プロ論2
・web2.0馬鹿
・夜間飛行/サン・テグジュペリ
・4GD
・コンスタンティンノーブルの陥落 塩野七生
・経済ってそういうことだったのか会議
・野火/大岡しょうへい
・いま、生きる力 /岡本敏子
・あおぞらの星/水谷修
・人間の土地/テグジュペリ
・大企業のwebはなぜつまらないのか
・夜回り先生のねがい
・イタリアからの手紙 塩野七生
・駆け出しデザイナー奮戦記
・僕はマンガ家/手塚治虫
・ふぞろいな秘密/石原真理子
・念力図鑑
・デザインのデザイン/原研哉
・田中一光の文字とデザイン
・亀倉雄策
・ブランドらしさの作り方
・虚と実のはざまで/早川良雄
・美の構成学
・文藝別冊/岡本太郎特集
・上原ひろみ サマーレインの彼方
・ひとつ上のアイデア/真木準
・オリジナルシンキング

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偉大なるジャズメンとの対話

相当前に買った本だけど、やっと読めた。といっても思いのほか内容が軽くて、2回くらいで読めちゃったけど。

この本は22人の大物ジャズプレイヤーへのショートインタビューから成っている。面子は相当凄くて、ウェイン・ショーター、ソニー・ロリンズ、マッコイ・タイナー、ハービー・ハンコック…と、ちょっと挙げただけでも凄いのがわかると思う。
さながら、ジャズ版「プロ論。」といったところか。

良かったのは、まずこういった人たちのインタビューが翻訳されて手に取ることができる機会など無いので、貴重な本だと思った。
音楽家として長いキャリアを持っているだけあって、言葉に含蓄があるのも良かった。
後でどっかにメモしようと思って、ところどころに紙を挟みながら読んだ。

悪かったのは、まず編集が甘いように思った。予算や権利の関係か、インタビュー時の写真の一枚もないし、まとめ方もなんか並べてそれぞれにひと言付けた、って感じ。キャッチの一つもない。
もうちょっと、ちゃんとしてる風に見せられるんじゃないかと思った。あるいは、この本の作り手がどう見せたいか、っていうことかもしれないけど。
あとは「対話」と言いつつもほとんど聞いてばっかりということかな。でもこれは、こんだけの大物を相手に対等に渡り合えというのも無理な話かもしれない。
あと、ついでに最後に唐突にマイルス・デイビスでまとめたのもどうかと思った。

まあなんだかんだ言いつつも、知らなかったことをたくさん知ることができたし、新たに聴いてみようかなーというアーティストも見つかったり、有意義な本でした。

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プロフェッショナル 仕事の流儀〈1〉リゾート再生請負人・小児心臓外科医・パティシエ

僕が今年観たテレビは、多分この「プロフェッショナル 仕事の流儀」シリーズだけだと思う。
確か第四回にアートディレクターの佐藤可士和さんが取り上げられて、それから観るようになったんだけど、その前の三回分が気にはなっていた。DVDも発売されて入るが、高い。(一回の放送分で3000円くらいだったか)
そしたら単行本がちょうど三人づつだったので、第一巻を買って読んでみた。
経営者の星野佳路さん、心臓外科医の佐野俊二さん、パティシエの杉野英実さんが取り上げられている。
三人とも、素晴らしいプロフェッショナルっぷりだった。

星野さんの章では、チームやマネジメントということについて考えさせられた。どうせ正解は無いんだから「共感」できることが大事、というのは、僕が働いている環境なんかを顧みてもすごく納得できる言葉だった。

佐野さんの章では、命を扱う職業の真剣さを感じた。
プロフェッショナルをずっと観ていて思ったことに、医療系のプロって凄いな、というのがある。やっぱり、気合いというか覚悟が半端ではないのだ。医療系の方の回を観ていると、たいてい感動のあまり涙が出てきてしまう。

杉野さんの章では、職人魂を感じた。フランスで弟子入りするために4年間手紙を出し続けたというのもすごいけど(しかも「お前は嫌いだ」って言われてるのに)、その後パティシエのコンクールで世界一になった後、事業拡大をしなかったというのがすごい。
僕や、僕の周りの人だったら、絶対「今だ!」とばかりに商売に走っちゃうよ・・。
それをやらないというのは、成功するために作ってるんじゃなくて、自分のお菓子を待っていてくれる人のために作ってるというのが杉野さんの中で明確だったからだろう。

ということでテレビと同じくモチベーションが上がる本だった。
正月は「イチロースペシャル」もあるそうで、楽しみ。

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旅する会社 (株)デジタルステージ代表 平野友康のすごいソフトウェア開発

ソフトウェア会社・デジタルステージの代表、平野さんのMac雑誌での連載をまとめた本。
僕はこの人のことを知らなかったんだけど、本が出たタイミングでいろいろなブログで「一番好きな社長」「がんばってもらいたい会社」などファン的な人が多いことに驚いて、本を手にしてみた。
半ば仕事的なところもありつつ・・。

読んでみて・・もの作りに対するピュアな気持ちを持ち続けられるっていうのも、才能(もちろん努力はしているのだろうけど)なんだろうなーと思った。多くの人は、製品にヒットが出たあたりで、会社を大きくしようとしたり、注目されてる内に次の製品を出さなきゃ、と無理矢理開発しちゃったりするんだと思う。
でもこの会社ってば、「次は23歳以下、50歳以上の人のためのプレゼンツールだ!」って言って何年もかけて開発してるんだから・・。でも、きっとインパクトがある、見たこともないものができるんだろう。

僕はファンとまでは言わないけど、この人の今後の動きに注目しつつ、いい製品が発表されたら声援を送る(=買う)準備をしておきたいと思う。

さて、レイトン教授でもやるか。:D

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