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相変わらず、ALESSI集めに余念がない。
家はALESSIだらけになってしまい、これ以上置き場が無いので、今度は会社で使うものに進出中。

新作のTONAREのピッチャーは、会社でいちいち水ディスペンサーまで行くのが面倒なので、なかなか重宝している。
ALESSIのピッチャー/カラフェもいろいろあるけど、このTONAREのピッチャーは安定感があっていい。見た目も愛嬌があるし、値段もフレンドリー。

会社で使うグラスは、カスティリオーニさんのORSEGGIにしてみた。
このグラスは素晴らしい。
形は一見不安定そう(底が細くなっている)だけど、下が重くなっていて、安定感がある。
飲み口は薄くなっていて、冷たい飲み物をサッパリ飲める。
手に持ったときの収まりも、とてもしっくりくる。

会社で使うグラスにお金をかけるなんて、と思う人もいるかもしれないけど、
僕からしたら、毎日紙やプラスチックのコップで水やコーヒーを飲んでいる人の方が信じられない。
そういう、生活の中で培われる感覚を大事にしてこそ、デザインというものに従事する資格が与えられると思うんだけど。

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アメリカのオークション、ebayで落札。
使われてたみたいだけど、サビや大きな傷もないし、まあきれいな状態だと思う。
いつ頃のやつだろう・・。初めて見たな。デザイナーも不明。

サイズはかなり小さくて、直径12cmくらいかな。
大きなそそぎ口が特徴的だけど、使ってみたら意外と注ぎにくかった。
ウッドの柄が、現行のシリーズにない暖かみを出していて、よいです。

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ヤフオクで、1998年に開催された「アキッレ・カスティリオーニ展」の図録を入手した。
蛇腹になってて、長い・・。40cmの見開きが25個つながってるから、どうやら10mくらいあるみたい。笑

展示デザインも本人が手がけたそうで、さぞかし素晴らしい展示だったのだろうけど、残念ながら展示風景の様子は載ってない。
内容は図録というよりアキッレ・カスティリオーニさんに対するエッセイ集+作品集みたいな感じかな。
アレッシィ関連のデザイナーの寄稿も多く、メンディーニさんが書いていたり、「アキッレへの手紙」というコーナーでは、リチャード・サパー、ソットサス、スタルク、そしてアルベルト・アレッシィ、果てはインゴ・マウラーまで、豪華なメンバーがアキッレさんを賞賛している。
前半は難しくて斜め読みしちゃったけど、このへんの文章を読むだけでも、手にした価値があったかもしれない。

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スタルク編
ソットサス編
マイケル・グレイブス編
アキッレ・カスティリオーニ編

今週は仕事が忙しくって、なにも観たり読んだりするヒマがない・・。
ということで地味にALESSIのデザイナー紹介を続ける。

今回はジャスパー・モリソン
この人の作品も並べるとわかりやすいなー・・。

「SUPER NORMAL」等と形容される彼の作品群は、ミニマリズムの極致。無駄がないことから、日本人受けもいいデザイナーという印象がある。
価格帯が低めの「A Di ALESSI」に作品が多いことも彼の特徴の一つで、僕も主にそのシリーズの鍋「Pots and Pans」でお世話になっている。
最近発売された食器のシリーズ「platebowlcup」なんかも、ALESSIにしては革命的な値段だったりと、ALESSIの中ではエントリーモデル的な部分を担当することが多いのかな?

あとは一つは現代性というか、ジャスパーの作品には「都市で使われる道具」というイメージがなんとなくある。
例えばコンランショップで取り扱いがある鍋も、ALESSIではこのシリーズだけ。
これは、過剰な装飾みたいなものを廃して、より現代の生活にマッチした機能とデザインということが、評価されているのではないかと思う。

個人的にはもうちょっとひねりがあってもいいのではないかと思うけど、それが無いのを持ち味にしてしまうのが、彼のすごいところなんだろう。

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スタルク編
ソットサス編
マイケル・グレイブス編

今回はアキッレ・カスティリオーニ

昔働いていたデザイン事務所にこのカスティリオーニの灰皿があって、当時は煙草を吸っていたので使ってみて、その美しさや機能性に感心した記憶がある。スプリングだと、タバコが挟まって簡単に落ちないし。
その時はALESSIなんて知らなかったけど、僕にとって、プロダクトデザインということへの興味の、一つの原点のような作品だ。

写真は左からパン屑集め、栓抜き、マヨネーズスプーン、灰皿。
細かいものが多いけど、シンプルに道具として使えるものが多くて、カスティリオーニの本質を感じやすいのではないかという気もする。
今読んでいる途中の「アキッレ・カスティリオーニ―自由の探求としてのデザイン」に書かれていた、「彼の作品はいつも未だかつて存在したことがない物でありながら、一旦つくられると存在して当然という印象を与える」という言葉が、的を射ているなあ、と思う。

ところで、僕の印象としては、柳宗理さんとカスティリオーニはかなり似ていると思う。
道具の機能や使用感をとことん分析して、そこから生まれたアイディアをデザインに生かすという制作スタイルとか、作品の無名性とか。
これは本を読んだりしたことだけで思うのではなく、実際に彼らの作品を使っている中で、無駄なく心地よい使用感みたいなものが、共通する実感としてあるのだと思う。

あと、期せずして、汐留イタリアでスタジオ・アキッレ・カスティリオーニ展が始まった。これは絶対行かねば。

カスティリオーニが自分のALESSI作品を説明する動画を発見。(5:30から変な音がするので注意)

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スタルク編
ソットサス編

勝手にALESSI総集編、今回はマイケル・グレイブス。(wiki
彼のバードケトルは、ALESSIを代表する製品の一つになっている。

左からナプキンホルダー、モカカップ、クリーマー、コーヒープレス、マグカップ、ペッパーミル、塩入れ、モカカップ。
カラーバリエーションがある場合もあるけど、基本的にはちょっとくすんだ水色とえんじの組み合わせがグレイブス・カラーと言われていて、トレードマーク的になっている。

この人の作品は、一番最初にALESSIに夢中になるきっかけだったかもしれないな。ゼンマイの羽根みたいな取っ手のついているペッパーミルを、面白いなあと思ったんだけど、けっこう高いから(15000円くらい)、ヤフーオークションに出ていたのを見つけて買ったのだった。
でも使ってみると重くてしっかりしてるし、いいんだな、これが。それで、すぐ塩入れも買ったりして。
たぶん、僕が一番よく使っているALESSI製品もグレイブスのやつで、真ん中にあるプレス式コーヒーメーカー。休みの日だったら、一日に3回くらい使う。

ステンレス製品てピカピカしてるから、場合によっては気を遣ってしまうことがあるんだけど、この人の作品てそういうことが一切無い。気取らず使えて、でも一級品を使っているという感覚は残る。それでいて、一見してグレイブスの作品とわかる、独特のテイストも持っている。そのバランスは、とてもシビアなのではないかと思う。
最近ではアメリカのTARGET(ウォルマート的なやつ?)にもオリジナル製品群が置かれていることからもわかるように、あくまでも「大衆が使う」ということを意識して作っているのが、マイケル・グレイブスさんの素晴らしいところじゃないかと。

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1月にブルーノ・ムナーリ展を観に行ってから気になっていた「ZIZI」を購入。
かわいい。。

こいつはウレタンの体の中に、針金の骨が入っていて、手と足、尻尾を曲げて、好きなポーズをとらせることができる。
まあ、よくある仕組みのおもちゃなんだけど、それの元祖ということになる。
デザインされたのは、なんと1954年。当時の最新素材を組み合わせて作られ、イタリアの第一回コンパッソドーロ賞(プロダクトデザインに贈られる、権威ある賞)を獲得したのだそうな。

まあそれはさておき、かわいい。。
パッケージもかわいい。。

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こないだスタルク編をやったときに、同じデザイナーの作品がバーッと並ぶのが楽しかったので、自慰的ではあるけど主要デザイナー全部をやることにした。
で、2回目はエットレ・ソットサスwiki)。

もちろん彼は建築家であり(ALESSIで作品を提供している多くのデザイナーがそうだけど)、インダストリアルデザイナーであり、別にお皿とかばっかり作っていたわけではないというのは、先に言っておきたい。
なんかこのだけ写真見ると、イメージが偏りそうだなーと思って。

ALESSIにおける彼の作品は、カラフルでポップなものもありつつ、上質でプレーンなものが多い印象があるかな。
プレート、カップとかのシリーズは、ボーンチャイナで復刻されていて、とてもきれいだし。
酢とオリーブオイルを入れるコンディメントセットも、モダンとは何か、ということを体現しているようで、いつ見てもすばらしい。
いかん・・好きだからついほめちぎってしまう・・。

他にも、バー系のカクテルシェイカー、ワインクーラーといった物にも傑作があるんだけど、あいにく飲まないから、家にはない。

僕はソットサスの食器とかを使いながら生活していると、ときどき何かを教わっているような気持ちになる。
そんな道具って滅多にないからね。やっぱりソットサスはすごいなーと思う。

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ALESSI好きの間では、秋になると「スタルク干し」という行事があります。 ※ありません

家の中にあるスタルクの作品を集めてみた。
というのも、最近ふと「スタルクの作品て、生き物っぽいな」と思い当たったので、それを検証しようと思って。
後ろがマガジンラック、左からハエたたき、ジューサー、灰皿、ドアストッパー(のミニチュア)、ボウル。手放しちゃったけど、ミスターモーモーっていうチーズ削りも持ってたっけ。
足がついているもの、植物みたいなもの、人、とやっぱり生命を感じるものばっかり。ハエたたきに至っては(写真ではわかりにくいけど)顔までついてる。
思うに、子どもが考える空想の生き物みたいなのが、その自由さを残したまま、生活用品の機能を取り入れたような感じじゃないか。

で、こんなに並べといて説得力がないけど、僕は別にスタルクのファンというわけじゃないし、愛用してる物もない。
ただ、どうしても気になってしまうというか、同じ部屋の住人のような、そんな存在感があると思う。
でも不思議と、さほど使いたくはならない。笑
そこが、スタルクファンにならない理由かもしれない。

ALESSI以外のメーカーでの仕事はどうかと言うと、僕も使っているこの時計はとてもミニマルだし、カルテルでの仕事、Flosでの仕事、ドリアデでの仕事、どれを見てもこういう有機的な特徴は無い。
そうしてみると、やはりALESSIとスタルクの出会いは、希有だったんだなあと思う。

ちなみに、いつか手にしてみたいのはスタルクが作ったザル
素晴らしい作品だけど、6万もするからなあ。笑

ALESSI日記 51 / momento

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アルド・ロッシさんのデザインによる時計、momento。1987年デザイン。
今も壁掛け用が販売されている。腕時計は廃盤になっているみたい。(海外では復刻版が出ている)
文字盤の書体が読みやすく、雰囲気もあっていい。
本当は銀色の部分はきれいな鏡面のはずが、傷がついてしまってサテンのようになってしまっている。それもまたよし。笑

この時計はちょっとした仕掛けがあって、ムーブメントが後ろから取れて、別売りの鎖付きケースに入れると懐中時計にもなるらしい。さすがアルド・ロッシ。
ロレックスだのオメガだのフランクミューラーだのには全く興味がないけど、こういう時計にはクラッと来てしまうなー。

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