music: 2007年8月アーカイブ

恵比寿のリキッドルームで、yanokami(矢野顕子さん+レイハラカミさん)のコンサートをみた。
CDでややテンション下がり気味だったんだけど、ライブは良かったと思う。

CDの曲を全部と「ばらの花」、矢野顕子さんのソロで「BAKABON」「ラーメン食べたい」、レイハラカミさんのソロで「joy」ともう一曲名前忘れたけどやって、大満足だった。
あと矢野さんのピアニカがかっこ良かった!
MCも矢野さんの女王っぷりとハラカミさんの小兵っぷりがキャラクターみたいになってて、面白かった。

ただ、突っ立ったままの2時間半はキツかった。終わった後、腰が・・。
かといってホールとかで座って聴くものでもないだろうしなあ。

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Night in Vienna/Oscar Peterson

2003年にウィーンで行われたオスカーピーターソンカルテットによるコンサートのDVD。
手頃な値段だったので買ってみた。
1925年生まれのオスカー・ピーターソンさんは、当時78歳。
ここ数年は左手が不自由になっていると聞いていたけど、このやはりほとんど使えないようだった。
87年の日本公演のDVDと比べると、やはり音の厚みというか、そういう意味では全然劣ってしまう。
僕にとっては日本公演のDVDの超絶早弾きの印象が強かったので、この作品の演奏はちょっとショックだった。

でもアーティストに「昔はよかった」的なことを言うのはやはり失礼で、このウィーンの演奏にも、87年の日本公演ではなし得なかった何かが、右手だけで達成されているはずなんだなあ。
ウィーンでも演奏後に物凄い喝采を受けていたけど、それは決して過去の業績に対してというわけではなくて、その場に居た人を感動させたから、だと思うし。

前回来日の時は機会を逃したから、今度来日したら絶対に観に行こう。

Lisa Ono Official Website

去年に続いて、小野リサさんのコンサートに行ってきた。
去年は河口湖ですこぶる遠かった。今年は日比谷だったので近くてよかった。友だちのマミちゃんと行った。
あと野外だったから天気が心配(暑いのと、雨と、両方)だったんだけど、ちょうどいい気温だったのもよかったな。

今回はトム・ジョビンさんの生誕80周年記念ということで、息子さんでこないだ観た「This is BOSSA NOVA」にも出ていたパウロ・ジョビンさんと、さらにその息子のダニエル・ジョビンさんがゲストとして参加していた。演奏する曲もトム・ジョビンさんの残した曲ばかりという徹底っぷり。
よく知っている名曲がたくさん聴けて、楽しかった。
「This is BOSSA NOVA」によると、トム・ジョビンさんが残した曲は、ビートルズの次に多く世界中で演奏されているらしい。すごい作曲家だったのだな。

コンサートを通じて感じたのは、まるでトム・ジョビンさんが生きていて、その80歳の誕生日を祝っているような、感謝と愛情に溢れた雰囲気。アットホームと言ってもいいかもしれない。
いつもはジョアン・ジルベルトさんのソリッドな演奏に魅力を感じているけど、こういうみんなでワイワイやるボサノバもいいなあ、と思った。フルートやチェロも程よくジョビン感を出していた。

小野リサさんは相変わらずきれいで、音楽のせんせいみたいな話し方をしていた。
歌う前に「この曲名はこういう意味で、こんな歌詞を歌っています」なんて説明してくれたりして、ちゃんと伝えることに真面目だなあ、と感心した。
去年と同じくゲストたちにも単独で数曲歌ってもらうスタイルだったけど、たぶんそれも同じような理由で、ゲストのことを知ってもらいたいから取っている時間なんだろう。

やっぱりジョビン家の演奏は、生まれたときからボサノバに触れていた空気感というか、体に染み付いているノリみたいなのが出ているような気がした。すごい超絶プレイや歌があったわけじゃないけど、ライブとしては素晴らしかったし、いい時間を共有させてもらったと思う。行ってよかった。

yanokami

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yanokami

矢野顕子さんとレイハラカミさんが、ユニットを結成した。二人とも大好きなアーティスト。
ファーストアルバムが発売されたので、早速買った。

「気球にのって」「恋は桃色」「David」といった矢野顕子さんの名曲がレイハラカミ風に編曲されて収録されているのはいいとして・・あれ?新曲は?というのが第一の感想。
矢野顕子さんは、他人の歌をカバーしても自分の歌のように聴かせてしまう(「中央線」「ニットキャップマン」など)ほどの世界観の持ち主なので、いくらレイハラカミさんと言えど、矢野さんの持ち歌では分が悪いと思うんだけどな〜。
とは言っても、アルバム自体はストレスなく聴けるものに仕上がっているけど。
なんか天才二人がユニットを組んだから、もっと突き抜けたものが出てくるのを期待していたのかもしれない。

しかし矢野顕子さん、ブルーノートではトリオでジャズの演奏をして、ソロコンサートではピアノの弾き語りをして、アルバムではPOPS的な音を作って、このユニットのように他のアーティストとのコラボレーションもして、ほんと懐が深いというか、精力的だよなー、と思ってしまう。
そんなアーティスト他に居ないんじゃないか。

25日だったかには、リキッドルームでのライブにも行ってくる!

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This is BOSSA NOVA

ボサノヴァの歴史を、その時代を生きた証人のインタビューを通して描いたドキュメンタリー映画。
ボサノヴァ版「ブエナビスタ・ソシアルクラブ」といったところか。

この映画のいいところは、まず本とかを読まなくてもボサノヴァの歴史を理解できること。
アントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)氏とジョアン・ジルベルト氏がボサノヴァ作った、くらいにざっくりした知識しかなかった僕にとって、まだまだボサノヴァの流れというのは幅広いのだということを教えてもらえる、有意義な体験だった。ナビゲーターの2人をはじめとして、ナラ・レオンさんやタンバ・トリオなど、さっそく帰りにツタヤでCDを借りた。
次に、貴重な映像が観られること。トム・ジョビン氏の演奏や、若き日のジョアン氏、動いてるアストラッド・ジルベルトさん(「イパネマの娘」をブレイクさせたジョアン氏の奥さん)を観たのも初めてだった。こんな映像は、なかなか観る機会がないと思う。
最後に、ブラジルの風景が美しいこと。海も山も、街も美しい。ボサノヴァというのは、こんな風景に育まれたのだなあ、というのがわかって、少し今までと違った面から、ボサノヴァを感じることができたと思う。

反面、残念だった点は、ジョアン・ジルベルト氏の証言が一切ないこと。
これは多分しょうがないのだけど(ジョアン氏が「ボサノヴァ作った頃はさ〜」と話したら、それはそれで興ざめだ)、ボサノヴァの神様抜きのボサノヴァ史は、少し物足りなかった。

次の週末にある「Ono Lisa 2007 SUNSET BOSSA -Tribute to Antonio Carlos Jobim-」にゲスト出演する、トム・ジョビン氏の息子、パウロ・ジョビン氏も出ていた。いい予習になった気がする!

UENO JAZZ INN '07

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UENO JAZZ INN '07
去年に引き続き、今年も行ってきた。
はじめの時間帯(16時〜)はほんとに暑くて、タオルを被りながら観た。
例によって知らない出演者ばっかりだったけど、楽しかった。

まずは浅草ジャズコンテストの入賞者のセッションがあって、続いてバンドネオン小川紀美代さん、ギター小林智詠さんによるデュオ、Tango Tintoが登場。
これは良かったなー。菊地さんのライブで雰囲気を出していた、アコーディオン的なヤツが「バンドネオン」という名前だということも、やっと理解した。

次にサックスプレイヤーのMALTAさん率いるQuintet。僕は知らなかったんだけど、海外ですごいキャリアを積んで、日本に戻ってからも20年以上経つベテランだそうな。かなり熱い演奏で、サザン的というかTUBE的というか、そんな印象。いちばん盛り上がった。

最後にビッグバンド、守屋純子オーケストラ。そしてゲストボーカルのチャリートさん。
バンドの方はかなり豪華なメンツだったようだが、不勉強につきわからず。
演奏は正直、去年の原信夫さんのバンド+ケイコリーさんの方が良かったと思った。去年は、なんかしらんが感動したので。
守屋純子さんは、ちょこちょこ名前を見かけるので、もっと小さいコンボでの演奏など聴いてみたい。

まあなんだかんだ言って、今年も4時間以上楽しませてもらいました。来年も行くぞー!

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