music: 2008年9月アーカイブ

weatherDVD.jpg

ライヴ・アット・モントルー 1976

最近weather reportの良さに気づき始め、DVDを買ってみた。
1976年、スイスのモントルーでのライブ。
weather reportは、キーボード奏者のジョー・ザヴィヌルさんとサック奏者のウェイン・ショーターさんをリーダーとしたグループで、伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスさんが在籍したことでも有名。

観た感想は、「とんでもないな」と。
いいなーとか、感動した、ではなく、「とんでもない」という言葉が一番ぴったりくる。
何やっちゃってるの?と。明らかに、いわゆる「ライブ」や「コンサート」のパフォーマンスとしての基準を上回っている。
手品とか、奇跡と言った方が近いかな。底が見えない。凄いことが起きているけど、何をやってんのかわからない。そんな感じ。
ふつうライブのDVDって、一度観てそのまま仕舞っちゃうんだけど、このDVDは3回続けて観た、といったらどれだけ衝撃的だったか多少伝わるだろうか。

ジョー・ザヴィヌルさんは目をかっと見開きながら、キーボードを駆使してサウンドをリードしていく。ウェインさんはメインの旋律とアドリブを、深く掘り下げていく。ベースのジャコ・パストリアスさんは、若武者といった感じで楽しそうにベースをプレイする。パーカッションとドラムのリズムセクションは、お互いを意識しながらもうねるような音楽の推進力を一緒に作り上げていく。
多分、このメンバーの組み合わせと、時期と、力関係と、いろいろな要素があってこのすばらしいライブが成立したんだろう。

このライブの映像が残ってるということに、感謝したい。
観たかったと言っても、76年じゃ2歳だしなあ・・。笑

菊地成孔さんのライブを観に、新宿のピットインへ。

菊地さんのライブも、これで5回目くらいかな?
ピットインでは一昨年も観て、そのときは立ち見で足が痛くなって、半分で帰っちゃったんだったか・・。
今回も立ち見だったけど、ある程度覚悟していったから、ちゃんと最後まで観た。(当たり前か)

デュオの相方の山下洋輔さんは菊地さんが師匠と仰ぐ音楽家で、主に前衛的なジャズを演奏する人。
山下さんのライブを見るのも初めてだったので、楽しみにしていた。

心なしか菊地さんが初々しく見えたのは、山下さんが同じステージにいたからか。
いつも、自分のバンドを率いているライブしか観たことないしな。
演奏はジャズの名曲(テナーサックス)と即興演奏(アルトサックス)を交えつつ、菊地さんのしゃべりもリラックスした感じで楽しく、いいライブだったと思う。

最後に童謡を演奏します、と言って「大きな古時計」をやったのが、この日のベストだったかなー。
山下さんのソロが特に熱くて、思わず涙目になってしまった。
というか、全般にやっぱり山下さんはすごかった。
腕をいっぱいに広げて、鍵盤の左端と右端を駆使してダイナミックに弾くのが印象的だった。
当たり前だけど基本スキルが高いせいか、ジャンジャカ弾いているようで、ちゃんとリズムセクションとしての役割も果たしているから、サックスとピアノだけなのにあんまり違和感なく聴けてしまった。

あ、山下洋輔さんが誰かに似てると思ったら、大竹まことさんかな。
似てない?白髪で眼鏡ってだけ?笑

このアーカイブについて

このページには、2008年9月以降に書かれたブログ記事のうちmusicカテゴリに属しているものが含まれています。

前のアーカイブはmusic: 2008年8月です。

次のアーカイブはmusic: 2008年10月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。